2014年

2月

28日

学校経営報告会

 昨年5月22日に学校経営発表会が催られ、昨日、2月27日にその報告会がありました。発表者は小中学校の校長先生6人、参加者は教育委員、教育委員会職員、町長、副町長そして議員ですが、中心は議員向けのようです。

 

発表会がとても興味深い内容で、不登校性が多いという事実も数字ではっきり示されたので、それがどうなったか楽しみにしていたのですが、今回の報告会の全体的な印象としては、パワーポイントによる報告で、カタカナ語が多く、「最適化」などという言葉が飛び出したりして、ちょっと違和感を覚えたところもありました。およそ8カ月の期間に子どもたちに劇的な変化が現れるわけがないので、報告にあたっての工夫上、当然と言えば当然のことかな?!とも感じました。

 

 しかしながらその中で最も強く感銘を受けたのは先生方の子どもとなんとかして深い関わりを持とうという、学校挙げての努力、これは6校とも強く感じました。

 

 心配されている中学校の学力は、2校とも福岡県の平均を上回っていること、不登校生も少しずつではありますが減少していることなどの報告にホッとしています。

 

 上の表のGWTが何を意味するか分かりますか?グループワークトレーニング、要するに班活動の充実です。今の子どもたちのもっとも不得手とするところですよね。

それを学校経営の中心においている学校の今後が楽しみです。

 

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2014年

2月

25日

議員活動と施政方針

 左の図は、平成25年4月の粕屋町町会議員選挙の際の選挙ハガキに私の決意を示すものとして載せていました。

 子育て支援がどんなに充実してもその司令塔になる部分がきちんとしていないと、その事業は先細ってしまいます。町民と一緒に考え事業展開ができる場、それに児童館がどうしても粕屋町に欲しいと思い、イメージとしてとらえやすいようにイラストも添えていました。いただいた4年間の任期の中でぜひにと考えていましたが、案外早く実現しそうです。

 

 2月24日に議会運営委員会が開催され、3月定例議会の日程が正式に決まりました。議案書と粕屋町歳入歳出予算書が配布されました。社会保障にかかわる民生費及び教育費の増大に伴い、一般会計の総額は「123億円」となり、昨年度に比べてプラス5.7%、特別会計と企業会計を合わせて、総額224億円となる、前年度比プラス4.0%の予算の提案が執行部からありました。それに先がけて、17日に因町長の施政方針の冊子が配られました。施政方針の内容を数字で表したものが予算書と考えてられますので、因町長の町政運営のの具体的な内容がこれで示されるわけです。

 

 PFI方式による給食センターの建替えは平成27年度より43年までの15年間、債務負担行為で68億3400万円が記載されており、その採否は今後は議会と執行部の議論展開によるものとなり、PFI方式採用を反対している私は気が重いのですが、実はほかに嬉しいことが2点ありました。

 

 1点目は上の私の選挙公約の「子どもの館」構想の実現です。選挙公約の内容がそのまま行政の新事業として文言も全く同じで採用されて、予算を1000万円つけています。

 2点目もこれまた同じく公約に掲げていたもので、「男女共同参画行動計画」を策定し、事業の普及啓発に努めるというもので策定委員会立ち上げ、意識調査などの費用として400万円計上しています。

 

 びっくりしましたし、こういう形で提案が実る過程に携われることに喜びを感じています。

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2014年

2月

22日

バーチャルコミュニティの受け入れ方、利用の仕方

 毎年この時期に「(特)子どもとメディア」によるフォーラムがアミカス、福岡市男女共同参画センターで開催されます。今年のテーマと会場の写真です。フォーラムと言ってもこのような講演会は有識者の基調講演とパネルディスカッションが一般的ですが、今回はちょっと嗜好を変えて、有識者と若者、実際の利用者、不登校を乗り越えて大学生となった人、高校生で起業している人、短大生、中学生10人が壇上に上がり、生の声を聞かせてくれて面白い内容になりました。

 

 毎日、西日本新聞が若者の声をそのまま載せていました。起きている間中、お風呂の中まで持ち込んでは肌身離さず持っている、腕時計はしているが、実際時計として使っているのはスマホで見るたびにチェック、はまっている中学生は9時から2~3時まで見ているという発言もありました。

 

 是非について大人はなんとでも言えます。私が興味深く思ったのは彼らが生まれた時から携帯があったということ、つまり非常に日常的な道具なのですね。7

年前のフォーラムではテレビの見過ぎによる弊害を説く大人に、生まれた時からテレビがあったと若者が対峙していましたが。時代は刻々と変わっていきますね。

 

 私はこの機器の恩恵を最も多くこうむっている大人としてその可能性を重視し、その弊害の乗り越え方を検討したほうがいいなと感じています。

 

 筑波大学の土井隆義教授はひとりが怖いと、安定した拠り所を見出しづらい不安を抱えてさまよっている若者の孤独にこの機器がつけ入り、その影の部分を増大させると論じてありましたが、使い方次第では逆にいろんな外部の世界とつながり、視野、行動を広げられるツールと私は確信しています。個人が強くなれるツールとしての利用の仕方を考え、広められたらと感じています。

 

 

 

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2014年

2月

21日

メダルよりも大切なもの

 美しい涙でした。感動するというのはこういう瞬間だったと、久しぶりの心の高ぶりに我ながらびっくりしています。夕方どうしてもフリーの演技が見たくてテレビの前に釘づけ。民放とNHK、共に特報扱いで放映していたので、浅田真央選手の滑り、過去の選手生活の経緯などがよくわかりました。

 

 バンクーバーの時は銀メダルを取ったのに表情に悔いが、今回は6位なのにこの宝石のような涙。オリンピックはやはり世紀の祭典、魔物がいる、でもそれを乗り越えた人だけが味わえる勝利の美酒、私たち観客にもそれは振舞われたのです。なんと味わい深いお酒でしょうか。酔いしれています。

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2014年

2月

18日

どうなっているのかなー

 長者原の法務局に行って土地開発公社の土地の登記の閲覧をしました。1枚につき600円で合計3,000円でした。その時によく見ると受付カウンターの下に写真のような案内が出ていました。チーフらしき人にお尋ねすると、全国的な傾向で、公務員の人件費削減のために競争入札で仕事を請け負っているようでした。

 

 証明書の発行、閲覧だけだからということで、登記の申請業務は従来通り国の職員がするようです。事務所の内部も国の事務の部分と委託事務の部分のはっきり住み分けができていました。委託の部分の職員は若い女性でした。「正規雇用ですか?」とお尋ねしても明快な答えは返ってきませんでした。節税、国の人件費削減とはこういうことなのか、でもなんだか個人情報漏えいにつながるのではと一抹の不安がよぎりました。

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2014年

2月

17日

暴力団追放!地域決起会議in粕屋

 暴力団!地域決起会議(福岡地区)が粕屋町のサンレイクで開催されました。小川知事の挨拶もありました。写真は暗い会場で撮ったのでデータとしては見づらいかもしれません。聞くことすべてびっくりすることだらけ。福岡県は飲酒運転の件数も全国1で「えーっ」でどうなっているの?と思っていましたが、暴力団員の数も全国1で「えーっ」。右側の写真は組員2,710人の組ごとの人数です。

 

 撲滅にかけての官民の協力体制をアピールされました。最も感銘を受けたのは、新聞記事では知っていたのですが、久留米市「道仁会」の事務所撤去に580人の一般人が名前を連ねてたことです。地域住民と久留米市が一体となっての勝利と、久留米市会議員から聞いていましたが、改めてその力強さに勇気づけられました。

 

 小さなことも見逃さず、きちんと対応していきたいものです。何かありましたら、問い合わせは「公益財団法人福岡県暴力追放運動センター」まで、場所は吉塚の合同庁舎の5階です。

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2014年

2月

15日

公共放送としてのNHKへ

 13日に突然「NHKに抗議を」というテーマで書き込みをしたのでいぶかしく思われた方もあるでしょうね。

 私の所属している図書館友の会の全国組織でNHKEテレの高校講座番組でTカードの使われ方、武雄市の図書館の紹介の仕方がおかしいということで話題になり、実際に再放送を見たところ、やはり放送法に抵触するようなないように思われたので抗議のメールを送りました。

 

 新会長挨拶、経営委員会の人選などなんとなく異様に思える最近のNHKの上層部のありよう、どこかでくぎを刺したいなという思いがあっての今回の件で思い切ってメールに書き込んだ次第です。

 

 きちんと意見を届けよう、受信者の権利として、良識ある、NHKを愛する視聴者として。そのことが公共放送NHKを育てることになると信じて。

 

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2014年

2月

13日

NHKに抗議を

 本日午後2時より放映されたNHKのEテレで高校講座「社会と情報」という番組の内容に疑問を感じ、NHKに抗議の電話をしました。後半の内容がTポイントカードの推奨になっていて、ツタヤのクーポンもはっきり出るのです。びっくりしました。

 ポイントカードを図書館の利用カードにした武雄市図書館の紹介がありました。図書館利用の個人情報は、ポイント利用カードの他の部分と切り離しているから保護できているという説明がありましたが、これは信用できません。Tポイントカードの目的は多くの加盟店の利便性を図ることにあるのに、また番組の前半でもその説明をしているのに、図書館の個人情報のデータの利用はしませんというのはあり得ない。

最後に登場した専門家は、情報化の弊害については、テクノストレスがたまらないようにというだけでした。情報が独り歩きし、その情報に振り回されている大人がたくさんいるのに、高校生に伝えたいことはたったそれだけ?

高校生に、情報化の影の部分もきちんと伝えて、情報を上手に使って賢い消費者になれるように示唆する番組になぜならなかったのか、会長人事の件もあるので、あえてきちんと意見を表明すべきと考えました。

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2014年

2月

11日

ほっと一息

 ずーっと寒かったのですが、少し陽がさしてきました。お昼はぜんざいにしてみました。我が家の庭の紅梅と水仙、早く春が来るといいな。

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2014年

2月

09日

NHKののど自慢大会と孝行娘の取り組み?!

番組を見て驚いたのは、妊娠8か月の若い母親が出演者として出たこと。本当にびっくり。審査員特別賞を受賞。納得。

 

次にブラジル生まれの日系2世の出演者。歌が本当に上手でした。ブラジル移民100周年記念の歌「見返り富士」を熱唱、ついに最優秀賞まで受賞。

日曜日のお昼、実家に行ったときは母と一緒にご飯を食べながら見ます。今日は千葉県市原市で開催。
・娘の結婚式に、母をしのんで歌ったうた

・失業中にこの歌に支えられて、今、転職7か月

・南遠洋漁業の船で働いていた元乗組員

・魚屋さんだったお母さんをしのんで60歳の男性、かすかに涙声

・福岡で入院しているお母さんに歌声を届けるために

・念願の美容室を開店、もう一つの夢がこののど自慢に出場することで鐘3つ

 

 いろんな出演者のバックグラウンドにこの番組の愛され方を見ました。母といちいち、ちゃちゃを入れながら見ていました。普段の会話の、成り立たなくなりつつある母の脳裏に少しでも「今」を食い込ませたい、現状維持などに願いを込めておしゃべりしましたが、視聴者の皆さんの生き方までも一緒に味わえる、すごい番組でもありますね。

 

 

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2014年

2月

06日

45億円と55億円

 議会で全員協議会という会議があります。本日開かれ給食センター建設準備室のPFIアドバイザリー業務の進捗状況の報告がありました。

 

 PFIに関しては、昨年3月の予算特別委員会で、行政は議会に十分な説明をしなければならないという付帯決議を付けたのでした。

 

 改選後、新しい議員も加わって何度も全員協議会が開かれ説明を受けました。しかしながら、各議員の質問に的確な答えが返ってきたためしがありません。一般質問においてもそうです。議会として、そういうあいまいな態度に決着をつける時期に来ているのではと考えているのですが、なぜかそうはなりません。

 

 そうした流れの中で私は、準備室が出してくるデータを議会がきちんと精査すればいいのではと考えて、本日の協議会にに向けて必死で数字、専門用語などを紐解き、私なりの給食センター建設予算を出してみました。

 

 町が民間に頼らず単独で建て、調理業務、配送業務を委託して運営した場合の15年間の総費用を出してみました。

 

 およそ45億円。行政側の金額はPFIアドバイザリー業務で精査し15%削減しても55億で10億円も違います。

 

 準備室がコンサルタントに頼らずなぜ試算しないのか、その理由がこの数字で示されますね。何故のPFI?か わからないことだらけ。

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2014年

2月

06日

絵本の読み手として

 粕屋中央小学校菜の花学級でお話会をさせていただきました。時間割の中で1時間いただいて子どもたちに絵本の読み聞かせをする会を15年間続けています。

 

 ずーっと一人でしていましたが、議員になって忙しくなり、2~3年前からフレンズの仲間とするようになりました。練習不足もあってなかなか思うようにいかないこともあるのですが、昨日久し振りに、子どもたちが聞きたい話と私が読みたい話が一致して良い時間が持てたと感じることができました。

 

 今回プログラムをファックスで送っていたら、子どもたちが模造紙に大きく書いてくれていました。手遊びのところは自分の手をなぞって描いたとか。

 

 私の担当は最初と最後の絵本の読み聞かせでした。

 ●「じゅうにしのおはなし」

   身近に感じてくれたらと導入にお手玉を使いました。最初に12匹の動物のお

   手玉を見せて、お話が終わった後、順番に並べ直しました。

 ●「鬼の首引き」

   狂言からのお話で、お人好しの鬼の頭領が可愛い娘のお食い初めにと、通りが    

   かりの若者を捕えて食べさせようとするのですが、若者が機知でうまくかわす   

   内容です。

 

 始まりが少し遅かったせいもあって、休み時間にかかったのですが、子どもたちは本当によく聞いてくれました。嬉しかったですね。

 

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2014年

2月

04日

粕屋町の条例の数、職員の配置、雇用状況など

 議会活性化委員会で条例について勉強することになりました。副委員長としてその内容を検討することになり、まず、数を調べてみました。

 例規集に載っている条例、規則、要綱は691 でした。分野別に数を拾い出し、それに対応する職員の数もいっしょに並べてみました。

 

           条例数   正職員 嘱託 臨時職員(H25年3月)

                  

議会事務局       14     1        

経営政策課       16     

総務課        168    11

協働のまちづくり課   50     6  2  1

税務課         42    10

収納課          3     

介護福祉課       91    14 10  1

健康づくり課      14     9  7  2

子ども未来課      28     7  4  2

保育所               22 15 47

幼稚園               19  2 15

総合窓口課       38    17  7  2

上下水道課       39    13

環境生活課       29          

地域振興課       35     6  

会計課          2       

学校教育課       19       

学童保育                    28

社会教育課       36     8 11 12

給食センター       6     9  2 19

準備室                

教育委員会        8         (部長、次長、局長 計5名)

監査事務局        3

農業委員会        3

固定資産評価審査委員会  2

土地開発公社       3

選挙管理委員会     14

条例数  合計    691

 

 職員の数は 上の表に部長、次長、局長を足して正規職員206人、嘱託職員66人、臨時職員177人の合計449人です。全体の54%が非正規雇用の職員という結果です。

 高度成長期に急激に増えた団塊世代の職員が退職し、次の世代が今後それに続きます。それを補うために再雇用任用の嘱託職員、非正規雇用の専門職の嘱託職員、臨時職員が増えています。最近は毎年10名近くの新規採用の職員を採用していますが、中途退職者や早期退職者などがあり戦力不足は否めません。

 仕事の仕方、考え方を変える必要もありますが、地方自治体にとって人材の確保は急務です。

 

 

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2014年

2月

02日

春の訪れの予感

 実家のしだれ梅、母の自慢の花木です。天気がとてもよく、気温も3月並みだったせいもあり、みるみる開いていきました。

 フキノトウです。たくさんいただきました。てんぷらにしてその風味を楽しみました。

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