2019年

1月

31日

リーダーシップとwe can do it

 確固たる信念。「私はできる、私たちはできる」。今私に求められているものはこの確信による学びと行動。

 

 議会改革に挑戦したい。そのために何をなすべきか。

 

 1月26日に開催された子ども議会で議会の紹介をするために、委員会審査、それに続く本会議での流れを子どもたちに体験してもらったが、もう一つの柱として一般質問。これは大人の議員が行ったのだが、この議会審議と一般質問が議会の大きな柱になっている。また、議員の仕事は一般質問に注目を置かれることが多い。

 

次の3月定例議会で一般質問をすることができれば、私は連続56回登壇することになる。今までこの積み重ねを私の議員活動の中心に置いてきたが、それだけでは不十分なのだと、最近よく思う。

 

 議会の本質は、チーム議会として行政に対する監視機能を発揮でき、政策提言ができているか、否かではないか。その一員として「給食センター建設問題」「町立保育所の民営化問題」等の流れを顧みれば、粕屋町議会がうまく機能しているとは私には言い難い。

 

 一昨年から厚生常任委員会の委員長という肩書で議会活動に携わっている。その中で感じるのは議会の委員会制度の在り方。この委員会制度がうまく機能しているか否かが、議会の本質にかかわると感じている。

 

 委員会制度は3つの常任委員会(総務・建設・厚生)があるが、それ以外に議会運営委員会がある。この議会運営委員会は各常任委員会の正・副委員長、副議長の7人が構成員、そして議長がオブザーバーとして加わっている。

 

 本来議会を円滑に、効率的に運営する調整の場としての機能が中心だと思うが、今の粕屋町議会では議長の諮問に関する審議の方が多い。そして、この「議運」での審議が今の粕屋町議会では重すぎると私は思う。

 

 加わっていないメンバーの意見がうまく組み込まれない。この場の数の論理で多くのことが決まる。議会民主主義の流れでは多数決が当たり前のことなのだが、私が思う議会運営の方向性とは大きくかけ離れている。

 

 ここの風通しを良くしなければしチーム議会としてのあり様を模索できないとつくづく感じている。昨日「給食センター建設住民訴訟の公判」の傍聴、夕方BSテレビの「奇跡の個人レッスン ソフトボール編」を視聴してさらにその意を強くした。

 

 特にテレビの、アメリカのオリンピックの選手が女子の公立高校のチームを7日間レッスンする内容が興味深かった。コーチのミッセルの指導で子どもたちがぐんぐん変わっていく。そのミッセルが発していた言葉が「やれば何でもできる、I can do it,We can do it」だ。

 

 私の議員としての不十分なところは、それは私の「私はできる I can do it」を確信し、「We can do it」に持って行くこと。それに導くための学びと信念。

 

 今年度残りの2ヶ月である提案をしたいと思っている。そのために、私に足りない学びとリーダーシップ、それを身に着け、発揮しなければならないのは今、この時ではないか。

 

 

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2019年

1月

27日

子ども議会

 1月26日に「子ども議会」が開催されました。小学6年生の子ども議員の応募者は6人でした。保護者同伴というのがネックで、応募者が思ったほど多くならないというのが議会としての悩みですが、参加された児童、保護者の皆さんは多くのものをつかまれたと思います。

 

 昨年、各小学校に議員が2人出向いて、粕屋町議会や子ども議会の内容を説明しました。その後各自に応募用紙を配り、学校を通さないで直接議会事務局に申し込んでもらいました。

 

 参加した子ども議員は3組に分かれ、それぞれの常任委員会で議案審議をし、その後本議会場に移り、2人の大人の議員の、これまた議員が代行した執行部役の町長に一般質問をする様子を議員として体験しました。

 

 その後、各委員会審議の委員長報告を経て、子ども議員6名による議案の採決が行われました。議案は普段の議案を使っているので、どの程度理解してもらえるか、その委員会に属さなかった子ども議員にもわかるように、常任委員会の委員長の私としては本番以上に苦心し、報告に力を入れました。

 

 厚生常任委員会の議案は3対3の可否同数。引き分けは予測していなかったので議長はちょっとたじろかれた様子でした。「議長裁決」(同数の場合議長が決める)を身をもって示すことができたのが良かったですね。

 

 子ども議員による通学路のブロック塀に関する般質問が急きょ飛び出すというハプニングもありました。議会終わって感想などを聞いたのですが、質問は議員の仕事ぶりに集中し、それを各議員が楽しく丁寧に応えました。議場の緊張感とは少し違った、和やかな雰囲気の中で子どもたちが語ってくれた言葉に、議会報告会の一環としてこの事業の意議を再確認できました。

 

 小学校の社会科、中学校の公民などで子どもたちは政治の勉強をします。その学びにこの体験が活きることを望みます。そして粕屋町議会に新鮮な刺激を与えてくれてありがとう!

 

 

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2019年

1月

24日

約195.3億円と1億5,543万円

 連日の新聞の報道では、勤労統計調査に関する不正問題で追加給付にかかる費用の事務費はおよそ195.3億円としています。追加給付は企業、従業員の給与におよそ601億円、併せて800億円の公費投入が必要とされています。

 

 私が特に関心を抱くのはこの事務費約195.3億円です。この費用は本来必要のないもの、いわば官僚の勝手な不正の償いの事務手続きを国民の税金で賄うということに疑問を抱くのです。またどうしてチェック機能は働かなかったのだろうかとも。

 

 実は粕屋町給食センター建設に関しても同じようなことが起きています。廃棄物処理問題で6,784万円、工事中止に関しての和解金6,794万円、その和解合意のための弁護士委託費用987万円、住民訴訟裁判1次・2次(着手金+謝金)併せて弁護士委託料978万円、4件合計1億5,543万円が建設・運営のための契約金より多く支払われることになります。本来これは不要な額です。

 

 なぜこういう事態に粕屋町は陥っているのか、その解明をと思って今過去の書類と向き合っているのですが、調べれば調べるほど行政の対応もさることながら議会のチェック機能の甘さが前面に出てきます。

 

 自治体の事務事業の最終決定権は議会にあります。議会がイエスと言わなければ行政は何もできないのです。その事に議会人である私はどのくらい自覚があったのか。なぜ、この時の、この場面でもう少し頑張っていなかったのか、書類を見ながら悔しさと申し訳なさで一杯です。

 

 また議員1人でいくらおかしいと思っていても、議会全体で動かなければチェック機能は果たせないのです。チームとしての議会のあり様を強化し、町民の立場に立てる議会を目指さなければならないと強く思っています。

 

 

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2019年

1月

23日

品薄

 ブロック塀改修工事の進捗状況報告です。昨年の11月末に入札が行われていますのでだいぶ進んでいるかなと思いながら現地に行ってきました。

 

 中央保育所北側の道路の隣接箇所、中央スポーツ公園北西の道路側部分の工事は進行中でしたが、「危険」と最も話題になった仲原保育所の北側が手付かずでした。

 

 不審に思って子ども未来課に問い合わせたところ、フェンスが品薄で手に入らず工事ができない状況だとか。昨年6月の地震以来工事に取り掛かるところが多く、製造が受注に追いつかない状況だそうです。

 

 2月半ばには発注した品物が届く予定。それから仲原保育所のブロック塀改修工事は始まることになるそうです。どうかそれまで、地震が起きませんように!

 

 

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2019年

1月

19日

ブロック塀改修の進捗状況と県の補助

  「粕屋町のブロック塀をなくして、安全な町にしませんか」さん、コメントをいろいろありがとうございます。11月にいただいたコメントにいつお返事ができるかその時を待っていましたが、ブロック塀のことについて、最近の動向も含めて2点報告できるようになりました。

 

1点目 町有物に関して

 ブロック塀のことは仲原保育所の北側の壁他についてテレビの取材を受けたこともあって真剣に受け止め、昨年の9月定例議会で補正予算案が出て可決。早速11月末には入札が終わって現在改修工事中です。取り組んでいる3課の報告をします。

●学校教育課

ブロック塀のない粕屋中学校を除いて軽微な改修工事を行います。改修するところはそれぞれに上部を撤去、フェンスを設置ということで費用は設備修繕費の範囲で可能。

●子ども未来課

仲原保育所・中央保育所のブロック塀改修。仲原小学校の北側は県の指導を受けての取り組み。入札後の費用は3ヶ所計913万円。

●都市計画課

中央スポーツ公園コンクリートブロック積改修工事入札後の費用は、撤去後フェンスを張るということで590万円。

 

2点目 民地のブロック塀

 これに関しては福岡県が昨年10月より補助事業としています。それを受けて近隣では宇美町、篠栗町がホームページで改修を呼び掛けており粕屋町は遅れている、という指摘がありましたので調査しました。

 

 粕屋町では来年度の予算に組み入れて予算化する予定で、予算案が可決すれば平成31年度4月より対応ということになります。もう少し待ってください。

 

 町は防災に関して町民の心構え、準備の怠りがないようにとアピールしますが、いくら準備を整えていても、避難途中でブロック塀事故に遭ったらどうしようもありません。

 

 特に通学路は来年度から国も補助することを決定しました。粕屋町ではPTAや対象となる場所に関しても直接問いかける姿勢も必要ですね。そこまでできているのかどうかをチェックしないと議会の監査機能を果たすということにはならないのかなと考えます。

 

 以前通学路の安全性に関して、学校教育課と都市計画課が一緒になって取り組んだことがありますので、今回も同じようにできると思います。

 

 今後も防災という観点からの町全体の取り組みができるように問い続けます。コメントを寄せてくださり、ありがとうございました。

 

 

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2019年

1月

15日

やっとアップの報告が

 粕屋町議会会議録「6月定例議会」がやっと粕屋町公式ホームページにアップされました。

 

 9月定例議会でもなく、12月定例議会でもない、6月定例議会の会議録がインターネット上にアップされたのです。今朝、確認できました。⇒こちら

 

 迂闊でした。昨年11月にこのブログにコメントを書き込んでくださった方からの通報でやっと知った有様。議員全員気が付いていない、もちろん議長も。

 

 毎議会終了後、事務局の会議録編集が終わったら署名議員が確認後捺印。その後印刷という作業になります。印刷所に手渡された段階でホームページ上にその内容がアップされます。

 

 粕屋町の場合、通例だと定例議会直前に冊子となった前議会会議録が議員に配布されます。結局昨年は6月定例議会分も、9月定例議会分の配布もなかったということで、そのことに誰も疑問を抱かなかったということになります。

 

 理由はいろいろですが、最大の原因は議会事務局体制の在り方、つまり職員体制が業務に追いついていないのです。昨年4月より今まで委託していた業者が業務縮小で撤退ということも追い打ちをかけています。

 

 このことを粕屋町議員に一人としてとしてどう受け止めたらよいのか考えていると粕屋町全体の行政業務の在り方に疑問が湧いてきました。文書による正確な記録がないということへの認識が低いのではないでしょうか。

 

 小さな田舎町のやり方を温存、トップの指示をそのまま遂行、そのトップの政策もその場に応じて行き当たりばったり。しかもそれを助長しているのが議会では?!

 

 粕屋町給食センター建設事業混迷の最大の原因は、行政の政策決定におけるその過程を示した文書がないことです。検証しようにもその基になる資料が少なく、誰にも証明できなくて推測するしかない現状、議論も検証も混迷。追加費用だけが膨れていきます。

 

 そのことにどう向き合うのか、今年の課題です。

 

 

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2019年

1月

14日

チャレンジド

 昨日は成人式。20歳になったある女性を紹介をしたい。生まれて数か月後、重い障がいがあることがわかった。多くの抵抗があるなかで、地域の保育所、小学校、中学校と進み、特別支援学校高等部、そして今春、大学の専門学部を卒業予定で現在就活中である。

 

 家で仕事をすることは可能であるが、実社会で自分を試したい、そうチャレンジしたいという強い要望が彼女を突き動かして、いくつもの面接を受けている。

 

 課題は福祉の面からのサポートはできるが、仕事をする人へのサポートはできないと、今までの支援が受けられそうにないことだ。行政の壁、厚い壁がある。

 

 今後の展開は未知数。彼女の挑戦は続く。

 

 ケネディ大統領の妹さんが重い障がいの持ち主で障がいを持つ人が注目された中、アメリカでは障害のある人への称賛の意味を持こめてチャレンジドピープル⇒ 「チャレンジド」と呼ぶそうである。

 

 彼女に今後どんな試練が待ち受けているか、今の私には見守ることしかできないが、これまで彼女が切り開いてきた道をつぶすことだけは避けたい。彼女に続く人への応援はできる。けもの道だったものを小道にすること、そしてそれを誰もが通れる道にすること。彼女の勇気に比べたらそんなことは小さなチャレンジだ。

 

 彼女の勇気を称え、心からエールを送りたい。20歳、おめでとう!

 

 

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2019年

1月

12日

無骨な友

 給食センター建設においていつも思い出すのは今はもう議会にはいない、共に学び県庁や伊万里市に視察に行った、かっての議員仲間。

 

 律儀な人で、頼んだら絶対に断らないで、できることは何でも全力で対応してくれた。だから考え方ややり方が違っても「信頼」というのが根底にあり、私自身の努力も正当に評価してくれた人だった。

 

 今こうやって過去の事例を振り返っているとその人の顔が何度も目に浮かぶ。「仲間」ってこういうのを言うんだろな。懐かしい、そして語り合えないのが淋しい。

 

 14年間議員をやっているといろんな人に巡り合う。鬼籍に入ってもう会えない人もいる。多くのことをいろんな方から教えていただいた。

 

 その実直な、実直すぎて無骨な人とも思えるこの友のことを思い出しながら、この1月を乗り切ろう!

 

 

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2019年

1月

11日

骨太な友

 粕屋町議会で最高齢の議員仲間と今日は一緒だった。彼が町民の皆さんと一緒になって進めている住民訴訟の裁判を担当してくれている弁護士事務所を訪ねた。

 

 昨年の10月から裁判公判の傍聴を2回ほどした。その傍聴の感想をこのブログに載せたところ粕屋町の顧問弁護士事務所から「ご警告」という手紙が来た。

 

 驚いた。私の議員としての立場も絡めたちょっと辛口(?)だったかもしれない傍聴記に待ったがかかった。それ以来、以前にもまして給食センター建設の件を真剣に取り組み始めた。もともとPFIによる給食センター建設には反対だったので、今までの記録はきちんととっていた。

 

 裁判の記録も取り寄せた。昨年9月議会より再び一般質問に、給食センター決算内容の事項を1問取り上げるようにしている。12月議会で2回目だが、教育委員会からの回答には問題が多い。

 

 議会会議録、住民監査請求、住民訴訟裁判など様々な立場からの資料を読んでいるが、読めば読むほど複雑になり、頭が混乱している。

 

 そんな中で今日はその同僚議員に同行した。人生経験の豊富な彼は芯がしっかりしている。ぶれない。そのぶれないという存在が私には眩しく見える。

 

 彼の取り組みがあって私は議員として当然しなければならない課題解決の糸口をつかもうとしているし、つかめるかもしれない。しかしながら話を聞いてみれば、先は長く、道は険しそう。でも私は頑張る、この「気骨ある、骨太な友」とともに!

 

 

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2019年

1月

08日

風疹の流行に備えて

 昨日の1月7日、厚生常任委員会を開催し、健康づくり課から報告を受けました。

 

 昨年12月21日に県による市町村説明会で、風疹が関東地区を中心に流行しており、福岡県も流行区域に指定された。平成31年1月より、福岡県が風疹ワクチンの接種に対する助成事業を実施することになり、市町村に協力要請。

 

 これを受けて粕屋町でも2月8日に臨時議会を開き補正予算を組むことになるということでした。実施期間は平成30年1月1日~平成33年3月末。補助額は県1/2、市町村1/2、補助額は5000円(差額は自己負担)で償還払いの予定。

 

 補助対象は抗体検査で抗体価が低いことが判明した①妊娠希望者(妊娠していない人)②妊婦の配偶者、同居者。担当課の話では現在39~56歳の方が予防接種を受けていない場合が多く、その方たち対象。風疹は3~4年に一度の流行が繰り返され、海外からウィルスを持ち帰って大流行した場合もあるということでした。

 

 妊婦さんが初期に風疹に罹るとどうなるか、よみうりオンラインを紹介します。→こちら

健康づくり課よりホームページなどでの周知されるとのことでしたが、周りに対象となられる方がいらしたら一刻も早く対応されるようご助言をお願いいたします。

 

 抗体検査は医師会、内科、産婦人科などで問い合わせたらいいとのことでした。無料です。ついでに県のホームページにもアクセスしてみました。粕屋町の15の医療機関で受け付けています。→こちら

 

 

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2019年

1月

05日

コンパスローズ

 2018年は伊能忠敬没後200年記念ということで、「平戸松浦家伝来の伊能図展」が年末九博で開催されていました。

 

 行って、その地図もさることながら、ローズという言葉にすぐに反応する私は地図のそばの「コンパスローズ」に魅了されました。

 

 どれも美しく、色がきれいなのです。一般的には羅針図といわれるその図形に心を奪われ、私の2019年の海図を思い描こうとその時に思いました。

 

 日本列島を俯瞰した遅咲きの偉人。

 歩いて日本地図を作った男。

 

 伊能忠敬という人の松浦藩との交流を示す遺品、また松浦藩に伝わった「副本」などの展示を見ながら、56歳から73歳までに日本全土を10回も旅して作り上げた伊能図(正本は消失)に思いを寄せて、その面影を偲びました。

 

 粕屋町という小さな自治体で自転車をこぎながら議員活動をしている70歳の本田よしえ。

何も大それたことはできないけれど、「コンパスローズ」に思いを描き、今年も地方自治のより良い明日を目指して頑張ろうと思っています。よろしくお願いいたします。

 

 

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2019年

1月

03日

災い転じて福となす

 平成30年を振り返って漢字で表すなら「災」だそうだ。いろいろなことが日本社会で充満しているが、粕屋町の場合は特別だった。

 

 因辰美町長の脳梗塞発症で2か月の入院、その間池田副町長の突然の退職、町長不在の2月臨時議会、3月議会。6月議会もまだ完治していない対応だった。そして7月20日の突然の辞任発表、元職員2人の町長選、箱田彰新町長の誕生、住民による給食センター建設の住民訴訟、1・2次の裁判。

 

 目まぐるしい年だった。その中で議会が提言書「町立保育所の建て替えについてー保育・子育て支援センター構築の視点からー」を執行部に出せたことは救いだった。

 

 今年はどんな年になるだろう。そして振り返ってみて良い年だっといえる年になるだろうか?

 

 それは議会のありように関わっていると思っている。議会がその監視機能を十分に発揮していたら、今日のような大失態はなかったのではないか、大いに反省している。

 

 しかし反省だけではだめで、何をどうするかが大事。いま私に任されている仕事は、「給食センター建設のまとめ」だと思っている。稼働してもうすぐ2年が終わろうとしている。

昨年9月決算で明らかになった数字もある。

 

 平成25年から始まったPFI事業。様々ないきさつがあるが、粕屋町にとってこの選択を活かすにはどうしたらよいか、大筋をまとめることによって、今後の検証の参考にしてもらったらと考えている。そして、おそらくこれは私にしかできないと自負している。

 

 債務負担行為の議案を前に、平成25年2月、毎日徹夜に近い状態で調査、それ以前には何度も糟屋保健所からの指摘事項を無視した事業展開の旧給食センターの建て替えを早急に着手するよう奔走したこと、その時の仲間はもう大方いない。

 

 PFIを提案した篠崎町長、因清範、因辰美それぞれの町長、そして今、以前副町長だった新箱田町長、その流れの中で議会はある時は否決、継続、同数(議長裁決後可決)、そして賛成多数(ほとんど8対7)の繰り返しだった。

 

 まとめたものは粕屋町史の一コマになりそう。できるだろうか?不完全でもいい。とにかくやってみようと思う。そして来年振り返って、去年の漢字は「福」だったと言えるようにしたい。

 

 皆さんの応援をお願いします。

 

 

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