2021年

12月

31日

2021年最後の日に

 ちょっと大げさな題ですね。

 

 でも本当に終わりにしたい2021年。後半は体の故障に悩まされました。今はある程度回復していますが、健康でないことのつらさを体験し、自分の年齢と向き合っています。

 

 認めたくない加齢による変調。でも誰にでも訪れる自然なこと。受け入れるか否か、のようです。

 

 認めたうえで、じゃあどうするか。還暦プラス一回り。新しい年をどう生きましょうか。

 

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1月4日の朝、ブログを開くと書きかけの記事がありましたので、そのままアップすることにしました。

 

2021年

12月

29日

一本のバラ

 28日の夜、夫がつけていたテレビ番組「伝説のコンサート 松山千春」にはまり込んで、結局11時、最後まで見てしまいました。

 

 何年間かのとびとびのコンサートの間を縫って、インタビューが挟んであり、トークに魅せられました。

 

 歌声を時々耳にするだけの存在に過ぎなかった彼の、そのトークと歌がマッチしていて、松山千春というシンガーソングライターがどういう人なのかがとてもよくわかりました。

 

 北海道、足寄町への熱い思い、ご両親、お姉さんとの数々のエピソード、私より少し若い、でもほとんど同世代の、懐かしい暮らしのにおいがしました。

 

 最後まで見ようと思ったのは、コンサートで歌う彼のそばに、いつも1本の赤いバラがガラスの花瓶に挿してあったのです。

 

 彼を見出した、しかも知り合って数か月で亡くなった地元放送局のプロデューサーへの熱い思いを知り、バラにまつわる素敵な話、しかもとても印象的な赤いバラが、彼の歌を一層際立たせていました。

 

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2021年

12月

25日

国の当初予算、通学路に特化の補助制度

 私は、4月の改選の時に「道路の側溝の整備・点検」を公約に掲げました。

 

 歩道を、既存の道路に新たに作ることは難しく、その上道路さえも狭いので、側溝の上を車が通り、蓋が損傷している場合が多くみられます。

 

 自転車で走っている時はさほど気にならなかったのですが、歩いてみると、蓋と蓋との間のすき間が大きくなったり、端が摩耗により欠けている箇所が多々みられます。

 

 乳母車や、子ども、高齢者が歩く時に危険だと強く思い、昨年から一般質問でも取り上げています。

 

 12月24日に政府は、2022年度当初予算案を閣議決定しました。その中に通学路整備に500億円という、通学路に特化した予算計上がありました。

 

 国土交通省はこれまで、防災を含む幅広い安全対策に使える交付金を自治体に配って通学路整備を促してきましたが、千葉県八街市で下校中の小学生が死傷した事故を受け、通学路に特化した補助制度を新設する、となったようです。

 

 粕屋町もこの千葉県の事故後に安全対策会議を開き、合同点検を行いました。

12月定例議会での報告によると、4つの小学校校区で49か所の点検を実施し、町で対処できるところはほぼ対処済みということでしたが、警察や県の管轄箇所は、その点検・整備はあまり進んでいません。

 

 今回の予算でその整備がどの程度行われるかはわかりませんが、福岡県は、この500億円の、通学路に特化した補助制度を利用して、積極的に対応をしてほしいと思います。

 

 

2021年

12月

24日

交通立ち番

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2021年

12月

21日

子どもに10万円の一括給付

 やっとまとまりました。

 

 国の動きに合わせて臨時議会を2度も開きました。でも年内に一括給付で良かったです。糟屋郡の殆どが24日に給付できるということです。少しは良いお正月を、否、素敵なクリスマスプレゼントになりましたね。

 

 対象は、18歳までの子ども10,600人のいる世帯です。15歳以下の児童手当受給者には24日、高校生以上、公務員の家庭には1月になるとのことです。

 

 予算特別委員会の質疑で所得制限撤廃について尋ねたところ、対象の子どもは500人。給付については一応議論はされたようです。

 

 もしこの子どもたちに粕屋町が給付するとしたら、国が認めていないので粕屋町の一般会計から5000万円の支出となるということで無理となったようです。

 

 国が給付を認めていない以上仕方がないかもしれませんが、所得制限の撤廃は強く望みます。すべての子どもは親の所得に左右されることなく同じ条件で育ってほしい。

 

 私は戦後の団塊の世代です。戦争を経験した大人たちからたくさんの愛情を注いでもらいました。今の子どもたちに少しでも周りの大人の存在を感じてもらえたら、せめて一時でも、本来持っている社会の大きな愛を感じてもらえたらなと思います。

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2021年

12月

15日

富有柿と雀

  我が家には柿の木が1本あります。富有柿です。実家の母が植えたものですが、食いしん坊の夫が大切に育てていて、毎年この時期の楽しみの一つです。

 

 我が家のシンボルツリー、今年は粒は小さいのですが、豊作です。毎日食べても食べきれず、夫はジャムにしました。残りは鳥たちの朝ごはん。

 

 雀、ウグイス、ツグミ、ヒヨドリ、カササギ。ベランダのすぐそばに植わっていますので、鳥たちの様子がよくわかり、毎朝一緒にご飯を食べているよう。

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2021年

12月

14日

役場のバラ

 12月定例議会が終わりました。

 

 役場のバラがとてもきれいです。澄んだ、冷たい空気の中で、静かなたたずまい。駕与丁公園もいいけれど、こちらもおすすめ。どうぞ足を運んでください。数は少ないのですが、一輪一輪が大きく見応えがあります。

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2021年

12月

13日

建替えに伴う保護者説明会

 中央保育所の建替えに伴う保護者説明会がありました。

 

 2回に分けて、10日の夜、11日の午前中と併せて35名の保護者の参加があったようです。議員もそれぞれに4名参加、私は11日の午前中に傍聴しました。

 

 行政側は、住民福祉部長、子ども未来課長、子育て支援主幹、保育所からは園長、主任、設計事務所からは2名の参加がありました。

 

 資料はA3の用紙に4枚。1階、2階の配置図と平面図。受け入れ保育人数はほとんど変わらないので保育室などの広さは従来ぐらいでしょうか。園庭に建設します。

 新しいところでは、

  • 2階建て  
  • 雨の日でも遊べる玄関前の広いピロティ
  • 給食調理室(仲原保育所の老朽化による)
  • 玄関前の屋根付きの駐車場
  • 多目的室(会議、面談)
  • 更衣・休憩室
  • 屋上テラス(足洗い場・手洗い場)夏はプール?

工事の案では

  令和4年6月に工事費の請負契約承認の議案上程、建築工事は7月から令和5年の4月ぐらいまで、その後引っ越し、園庭遊具設置、工事終了は令和5年11月の予定です。

 

 まだ設計案の段階ですので、場合によっては変更もあるかと思いますが、議会が提言した「子育て支援センターの要」としての保育所になるには今後も見守る必要があるでしょう。

 

  今回とてもいいなと思ったのは7月に行われた「保育所建替えに伴うアンケート調査結果」が資料に添付されていて、保護者の思いに沿った内容が報告されていました。

【意見1】園庭が使用できないことについて

【意見2】建設中に制限される行事等について

【意見3】建設中の安全対策について

【意見4】慎重さに対する意見等について

 

 いずれも、今、現在の時点で回答できる丁寧な内容がありました。

 

 4年前の6月議会中に、突然に起きた保育所2園の民営化計画。あまりにも性急で保護者の驚きの強さが、その後1か月半の間に9千人以上もの署名を集めることになったのではないかとさえ思われた次第です。若い保護者の行動力に只々感嘆するばかり。

 

 町立保育所の保育を保護者が強く支持していることもあって、結局は民営化計画は頓挫しました。

 

 ただ、私は公立保育所の必要性を以前より訴えていましたので、今回の町立による建設は心から嬉しく思っています。

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2021年

12月

04日

赤ちゃん絵本②わかやまけん

 

 前回の北九州美術館の展覧会行きの続きです。

 

 なんで新幹線に乗ってまで、骨折という高い代償を払ってまでシロクマちゃんたちに会いに行ったのだろうかと、我ながら不思議でしょうがなかったのですが、行くだけの価値がありました。

 

 作者のわかやまけんさんは、ミッフィー(小さなうさこちゃん)の作者オランダのブルーナと同時期に赤ちゃん絵本を描きました。共にグラフィックデザイナーから絵本作家になった経歴の持ち主。

 

 赤ちゃん絵本のことをもっと知りたいと思っている私にとってはまたとない機会だったのです。赤ちゃんにも絵本が読める、そう思った東西ふたりの作家は赤ちゃん絵本をたくさん残して逝きました。その道を辿りたいと思っています。

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2021年

12月

04日

赤ちゃん絵本①骨折

 小倉駅の階段で足をくじき、その後骨折していることがわかりました。

 

 小倉へは美術館で「こぐまちゃんとしろくまちゃん」というテーマで作者の「わかやまけん」さんの作品の展覧会が27日から始まったのを知り、行きました。

 

 27日(土)の午前中は粕屋町立図書館のお話し会で「しろくまちゃんのホットケーキ」という本の読み聞かせをしました。私も好きですが子どもたちにもとても人気があり、図書館の年間要覧で毎年ちいさい子のベストリーダーズでトップとなっている作品です。

 

 2時まで行けば写真撮影会に間に合う、先着20名と書いてありましたので慌てたのです。くじいた足を引きずりながら、何とか間に合い、こぐまちゃんと一緒の写真を撮ることができました。

 

 その後30日(月)に念のために整形外科で診察を受けると、足の小指の根元を「骨折」していました。ギブス生活の始まり。1か月は続くそうです。