2013年

8月

31日

台風は温帯性低気圧に

 昨日より断続的な大雨が続きました。夜は夜で雷が大暴れ。土砂災害警報が出ましたので役場の職員はレベル①の会議(最も重い)を開き、夜も待機していたようです。温帯性低気圧にかわり皆さんもほっとなさっていることでしょう。雷の大嫌いな我が家のシロも落ち着きを取り戻しました。朝8時まだ雨が残っていましたが、長者原、阿恵、原町の気になるところを巡回してきました。

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2013年

8月

29日

[はだしのゲン」と原発のフクシマ

 今年の夏は、7月29、30日に議会の視察で福島県二本松市、福島市、飯館村、南相馬市、浪江町に行ったことが大きな出来事となりました。

 

 視察報告を明日までに提出しなければなりませんが、なかなか手がつかず、その内にと思っていたら「はだしのゲン」の閲覧制限のニュース。漫画本を読んだことがなかったのでよい機会と図書館で借りてきて、10巻のうちの3巻ですが読んでみてその勢いに圧倒されました。力強い作品です。
 

 それなのになぜこれが閲覧禁止に、しかも鳥取市では2年前から閉架書庫に。こんなことは今までになかったという話から、作品のあらゆる場所にピカドンを受けた人々の苦しむ姿が如実に描かれており、原発反対の動きが加速されるのではと懸念する勢力がそうさせたのではないかと思ったら合点がいきました。

 

 上の写真は浪江町の外部者の立ち入り禁止の場所です。左奥は原子力発電所のあったところです。その向こうは海。その海に汚染水をためたタンクからの水が流れ出ているという現実。子どもたちは草や木、落ち葉に放射能汚染のために触れないという現実。ゲンの時代とどこが違うのでしょう。あの地の空気を吸ったことで少しその痛みを共有できる気がしています。

 

 今から視察報告を書きます。

 

 

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2013年

8月

27日

「ゲン」騒動、ひとまず収束?

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2013年

8月

25日

「ゲン」閲覧制限

 図書館で「はだしのゲン」を探すと、4巻、7巻、9巻、がありましたので早速借りてきました。計10巻の単行本なので、残り1~3、5~6巻をとりあえず予約してきました。子どもが小学生のころ、岡山で映画を見たきりなのでこの際きちんと読んでみようと思ったのです。

 

 新聞報道の松江市の教育長の独自の判断とやらにとても違和感を覚えました。
 閲覧制限の陳情を議会が不採択したにもかかわらず、教育委員会の定例会に諮らず、教育長独自の判断で閲覧制限を全小中学校に求め、全10巻を保有する39校全てが応じたとのことです。こんなことがまかり通るということにある種の危機感を覚えます。    

 

 「誤った歴史認識を子供に植え付ける」という趣旨がこの流れの根底にあるようですが、戦争とは残虐な行為の連続であり、平時には想像もつかないような事態を招くということを伝えるのが平和教育ではないでしょうか。残酷なことを知らず、ただ、してはいけないというだけでは子どもは納得しません。「性描写のショックが大きく」と女性のその前教育長は応えていますが、かといって職権を乱用して閲覧制限をするとは。何か国語にも翻訳され、世界中に知れ渡っている本に校長、司書教諭、司書の判断はどうなのでしょうか。それこそ独自の判断があってしかるべきでは。もっとも学校では校長の権限が、教育委員会では教育長の権限が絶大ということの証でしょうか。

 

 とりあえず読んでみようと思いました。

 

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2013年

8月

21日

一般質問、給食センター建替え問題調査

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2013年

8月

16日

ホークスファーム誘致合戦、ぼた山3町合意

 本日16日、国鉄志免炭鉱ぼた山開発推進協議会の緊急代表者会が須恵町の役場で開かれました。志免、須恵、粕屋町の、町長、議長・副議長、各町の特別委員会委員長・副委員長、そして担当課の職員です。

 

 上の写真は検討資料の中のものです。担当者の説明によると3~40年くらい前のものとか。右下が志免町の立て坑、赤い枠が今回の対象地域でおよそ10万㎡です。

 

 この写真はソフトバンクファーム球場の候補予定地を示すのに、昔の写真のほうがわかりやすいだろうという配慮で出されたもの。今は緑の濃い、木々に覆われた山になっていますが、それこそ3~40年前は、草も何もない荒れ地だったのですね。地中にはまだ熱を持った「ぼた」もあったようです。その火が完全に消え、小鳥がたくさんの種を運んで今の緑が再現され、ルクルの横の緑の小高い丘という今の印象とは全く違います。不思議ですね。

 緑地のできる過程をつぶさに目の当たりにできる好例と評価する学者もいるとか。 

 

 候補地として名乗りを上げることには3町とも大賛成で、この代表者会で正式に手を上げることが決まりました。

 

今後のスケジュールは

 ① 提案書の提出       平成25年9月13日

 ② 一次審査(書類)         9月26日

 ③ 二次審査(プレゼン)       10月下旬

 

 粕屋町はこれと同時に単独で提案する別件の予定地もあります。粕屋町としては2案にかかわるわけですが、対象地の開発の制限解除次第ということもあり、その動向を見て候補地決定となるようです。それにしてもすごい競争率です。新聞報道によると県内外併せて13の自治体が手を上げているとか。そんなに魅力的なんでしょうね。
 

 

 

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2013年

8月

15日

鬼灯(ほおずき)

 「ほおずき」を「鬼灯」と書くなんて知らなかった。

 なぜお盆の、仏様にお供えの花として飾るのか昔から不思議だったのですが、インターネットで調べるとこのような字で説明がありました。

 実が赤く怪しげな提灯の印象からのようで「ガクにつつまれた鬼灯の果実を死者の霊を導く提灯に見立て、枝付きで盆棚に飾る」とありました。

 

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2013年

8月

13日

お盆の精進料理

 私の作ったお盆の料理です。

 実家で母と一緒に14年前に亡くなった父のことを偲びながら食べました。母は今が一番楽だといいます。大正生まれの父に連れ添うのは結構大変だったようです。

 帰宅後、ご近所に初盆参りに行ったのですが、そこでも同じようにおっしゃいました。夫が亡くなってくらしが楽になった、という本音を口にできるのは多分今の状況が一人暮らしではあるのですが孤独ではないからでしょうね。

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2013年

8月

12日

ホークス2軍ファーム誘致合戦

 きょう緊急の呼び出しで議員全員協議会が開かれました。議題は8日より新聞に載っている、ソフトバンクホークスが新たなファーム本拠地球場の用地を募集している件で粕屋町が手を挙げたのでその経過説明が行なわれたというわけです。候補地は2つ、ただ両方とも町有地ではなく、民間の農地のために即、オーケーとはいかない難問もあるようです。ひとつに絞って来月の13日までに企画書を提出しなければならないとか。

 候補地の一つは5年がかりの町指導の開発の末、相手側の都合で未執行、宙ぶらりんの状態の土地です。その開発に対していろんな流れがあるので慎重にという意見も強くありました。ただ全くの可能性がないわけでもないようですが。

 

 ここで問題が一つ。

 実は3町(志免、粕屋、須恵)が保有管理しているボタ山跡地も手を上げるように進めています。こちらも緊急に招集がかかり16日に国鉄志免炭鉱ぼた山開発推進協議会の代表者会議があることになりました。粕屋町の委員長である私も出席し、今日のような説明を受ける予定で、多分3町合意のもとに立候補することになるでしょう。

 

 結局、粕屋町は単独案とこの3町の案にも大きくかかわることになります。それだけソフトバンクの2軍球場は魅力的なディベロッパーなのでしょうね。新聞によると他にいくつもの自治体が手を上げています。いずれにせよ閑地の有効活用を進める各自治体の動きに目が離せません。

 

 

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2013年

8月

07日

子ども相撲 

 8月7日は旧暦の七夕。長者原3区では毎年岩崎神社の土俵で子ども相撲が催されます。笹に願いを込めた短冊などが揺れる中、1~6年生までの豆力士が技を競います。29人の出場者は昨年より少し減少と聞いていますが、ずっーと応援している子どもも頑張っていて、その成長を見せてもらえるのは嬉しいですね。「のこった、のこった」、「おせ、おせ」、「まけるな、がんばれー」の声援が所狭しと飛び交います。

 

 粕屋町のいくつの行政区で子ども相撲をしているのでしょう。年々参加者が減少しているようです。6年生で優勝し横綱になった子は1年の時に参加したが、その後不参加。まわしをつけるのが恥ずかしい?、嫌?で遠のいていたそうです。

 瞬時に勝ち負けがはっきりする相撲は現代の子どもにはどう受け止められているのでしょう。祭りと同じく地域の大人の組織力もが関係していると思われるこの行事、今後も続いていくよう願っています。

 

 岩崎神社のこの場所は前にJR線の線路があり、試合中も近代的な電車が行き交うのが見える場所ですが、一歩境内に入ると涼しい清らかな風が吹き渡るところ。

 そして暦の上では今日は立秋。

 

 子供会の役員、お宮のお世話役、3区の行政区の役員の皆さん、お疲れ様でした。

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2013年

8月

06日

 雨の日と晴れの日のノウゼンカズラ

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2013年

8月

03日

祭りと防災

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2013年

8月

01日

放射線量値

 左の写真は、浪江町請戸地区に行く途中の公園での放射線量計です。原子力発電所のある場所から30キロ圏内のところに位置します。海に向かうほど線量は低くなるということでした。

 数値は0,122マイクロシーベルト。この公園の数値はあまり高くないようですが、私たちが福島市から飯館村、浪江町に向かっていく途中では4マイクロシーベルトまで上がったところもありました。山間部が高いようで、また地表に近いほど数値は上がり、子どもへの影響は深刻です。除染はそんなにうまくいっているようには見えませんでした。

 日常的に放射線にさらされている恐怖、うかがい知れない不気味さを感じました。帰宅して新聞を見ると、29日の大気中の環境放射線量は、福岡は0,058マイクロシーベルト、福島は0,72。やはり違いますね。今は申し訳ないけれど他人事、玄海原子力発電所が再稼働したらと思うとぞっとします。

 浪江町では地震後、原発事故についても何も知らされず、したがって住民に対しても何の指示も出せなかったとのこと。これは視察した二本松市でも、昨年個人的に聞いた双葉町の町長さんの発言も同じでした。その体制は今もあまり変わらないように感じます。情報公開には程遠い現実です。

 自ら情報を集め、判断して暮らさないといけない世の中は今後も続きそうです。

議員としての責任は重い。

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