2019年

6月

28日

地方自治法 議会109条の改正

 いきなり自治法でごめんなさい。

 

 一応参考にしますが、自治法は遠い存在、日常的には使わない、そして不変のものだと思っていました。ところがその改正に気が付かず、3月議会で私が発議の時に引用した語句が現在の地方自治法の109条にはないと議会事務局に指摘されたのです。

 

 議会事務局は今、3月議会の会議録作成の最終段階のようでした。

 

 そんなはずはない、と帰って私の愛用の「岩波コンパクト6法」、「議員必携」を読み返しました。インターネットでも検索し、「あるではないか、なんでそんな指摘ができるの?」と翌日そのコピーを持ってまた議会事務局に問い直しました。

 

 すると「それは古いです。どこのの物ですか?出所は? 改正が行われていて、その内容は委員会条例にすでに盛り込まれているので、もう地方自治法にはありません」ときっぱりした応え。

 

 確かに私の愛用の物は2001年度版の「コンパクト6法」、議員必携も初当選(15年前)の時に渡された手あかのついた品々?!

 

 最近渡された2019年度版、その前の2017年度版には見当たらない。さらにインターネットでもう一度検索し直すと、地方自治法の条文でも改正されずに掲載されているものと、きちんと更新されているものと二通り。

 

 迂闊だった。

 

 地方自治法「議会」編の改正があるから議員必携もそれに準じて改定される、そのことを知らないなんて。「議員必携」の改訂版が 次々に出されているのは承知していたけれど、地方自治法にこんなにも改正があっただなんて・・・・

 

 地方議員の資格、ないよなー

 

 でも面白かった。

 

 これを機に地方自治法第5章「議会」がぐっと身近になりました。

 

 

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2019年

6月

27日

粕屋町教育委員会の矜持

 26日「粕屋町町立小・中学校 学校説明会」が開催されました。例年ならPTAの役員、区長さんも一緒で100人ぐらいの中で経営方針を発表されるのですが、昨年より各小学校校区に学校運営協議会が組織され、そこで一足早く説明があったようなので、今回は執行部、議会議員に対しての説明会として行われました。

 

 教師による修学旅行の利酒問題など大揺れに揺れた学校があり、教育委員会の状況はその対応などでとても厳しい状況にあったと思います。そのさなか、学校運営についての説明会を開くことはかなり勇気のいることだったろうと思います。

 

 しかし、例年以上の内容であったような気がします。閉会の挨拶で教育長は「矜持」という言葉を引用され、各学校関係者の皆さん、教育委員会がしっかり後押ししますから「矜持」(自信、プライド)を持って頑張ってくださいと締められました。

 

 胸に厚いものがこみ上げてきました。今日の日を迎えるのにどれだけの葛藤があったでしょう。新聞にたたかれ、保護者からの問い合わせ、福岡教育事務所への対応、はたまた議会での説明、一般質問でも取り上げた議員もいます。

 

 そうした中で今日の小・中学校の説明会。

 

 この試みは今年で6回目だそうです。毎年各小・中学校の校長先生による経営発表とその翌年の4月には報告会が催されます。準備もさることながら、各学校の先生方にとって他校の事例をつぶさに見聞きすること自体、得られるものが多いと思われます。

 

 最初の年は不登校児が多いと、赴任してきてびっくりされた様子を話す校長先生がいらっしゃいましたが、今は当時に比べると不登校児は本当に少なくなっているようです。当時は数値で誇れるものがなかったかもしれませんが、子どもたちの学校図書館での年間読書数(今ではどの小学校でも一人平均100冊を超えている)を指標として上げておられる学校が多くて、嬉しくもあり、えっそればっかりと複雑な気持ちにもなりましたよ。

 

 学力が確実に年々上がった今、読書量のことは話題になりません。

 

 その後、2・3年は学力上がったことを誇らしく報告される方が多かったのですが、今は高いことが当たり前、その見極め、きめの細かな様々な配慮、仕組み、手立てを発表されています。

 

 粕屋町の教育委員会は決して評判は高くありませんでした。ところが今は特別支援教育を中心として、気になる子どもへの配慮、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラー、スクールロイヤーなど専門家の配置、学校支援員の配置も進んでいて、子どもたちが落ち着いて学べる環境になりつつあります。

 

 そんな矢先の不祥事。教育委員会の皆さんは本当に心を痛められたことでしょう。でも力強い教育長の言葉、心に染みました。「矜持」という言葉、私も心に秘めて頑張ります。

お骨折りありがとうございました。

 

 

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2019年

6月

26日

一般質問の広報原稿まとめ作業

 昨日は一日中机に座ってパソコンとにらめっこ。6月議会の一般質問の原稿の締め切りが今日、26日午前9時30分。議会広報特別委員会開催の時刻です。

 

 質問と答弁、併せて60分間執行部とやり取りしたことを700字の原稿にまとめなければなりません。まず見出し。これで読者の目を引き付け、その内容をイメージさせるのですがこれまた15文字と制限があり、とても困難を極めます。

 

 でも逆にうまく書けたら嬉しい、達成感があります。議場ではどんな答弁が飛び出し、その内容からこちらの結論へどう導き出せるか真剣勝負で、言葉の選択などできず、つたない「地」が出ます。

 

 準備していてもうっかり忘れたり飛ばしたり、文書を読み上げるのは好きではありませんので、語り口調でと思うからなおさらです。

 

 さあ、それをまた700字にまとめるのは至難の業。毎回頭が重い作業です。でもこうやって57回やってきました。その作業の中で自分の公約の達成度を点検。そのなかで当初から質問していてできていないのが「ふれあいバス」問題です。

 

 今回も内容に入れました。高齢者の免許証自主返納に関して、返納後の生活に公共交通機関の整備が欠かせないと。でも反応は今一でした。

 

 毎年少しずつ改善はされているのですが、私が最も懸念している福祉協議会への委託が変わりません。専門業者に委託してほしいのです。福祉協議会へは、委託している福祉センターのつながりで本来の業務ではありません。

 

 創設の段階ではその流れでさほど問題はなかったのですが、今は福祉センターへ町民を運ぶのではなく、町全体を走る公共交通機関となっています。それをいつまでも福祉協議会に委託していては、福祉協議会自体にも問題が出てきます。

 

 運転士の雇用は臨時採用、しかも年齢の高い方もいる、バス業務の専門家はいない、何かあれば結局は粕屋町の態勢が問われます。しかし問われても町は誰も直接の責任者がいないのです。きちんとした専門の業者に任せるべきでしょう。

 

 専門の業者へ委託するには予算がかかりすぎ、と町は躊躇しています。私は福祉協議会もこれ以外でその本来の、福祉の充実のために力を注いでほしいと願っています。

 

 土日祭日運行はとても反応がよく、多くの方に喜ばれています。イオンへの乗り入れなどのご意見も多く寄せられています。執行部のさらなる検討を祈ります。

 

 

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2019年

6月

22日

駕与丁公園でバラのボランティア

 駕与丁公園バラ園で久々のボランティア活動。バラの花殻摘みです。

 

 ピカソという名前からペインターシリーズの1品種つかと思ったら、ハンドペイントという模様、花びらの裏が白く、縁も白く、かすりや筋が入ることがある花柄だそうです。2番花ですが、とてもきれいに咲いていました。

 

 曇り空で風も少し吹いていて爽やかでした。させてもらうのがありがたいほど素敵な空気と虫や猫との戯れ。素敵な週末です。

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2019年

6月

19日

無事終了

 6月議会が昨日終わりました。すさまじい緊張感の中でしたが、無事に、そして普通に終わりました。粕屋町議会改革序章は終わり、次のページへと進みます。

 

 議会外の方は

 何が起きたの

 なんで議長が変わった?

 議会改革?

 

 ってちんぷんかんぷんでしょうね。

 実は粕屋議会史始まって以来の大改革が行われたのですよ。

 

 地方自治法で議長の任期は4年と定められているのでそれは変えられないのですが、議長が辞職願を出す場合、議長の辞任は議決事項で議会の承認が必要となり議会が招集されます。信任投票の側面があるのですが、ここで辞任願いが承認されると議長選挙が行われます。

 

 今回粕屋町はそれを行い、新議長就任となりました。

 

 3年前に粕屋町議会は議長・副議長職の在期を内規で2年とし、その是非を問う信任投票をすることを決めました。ところが具体的なことを盛り込んでいなかったために、準備が行われるはずの時期が来てもことが進まなくなり、白紙撤回すると議会運営委員会で決めたりと、大騒動がありました。

 

 しかしながら議長・副議長の決断で当初の予定通り辞職願が出され、5月15日に臨時議会が開かれ、新しい議長・副議長が決まりました。両選挙も共に2人の候補は8対8の得票で引き分けとなり、結果的にくじ引きで決まりました。

 

 常任委員会・特別委員会も結果的に正副委員長がほとんど入れ替わり、改選時と同じような結果になりました。

 

 刷新です。

 

 議長が2年交代としている議会は自治法で4年としているにもかかわらずかなりの数があるのですが、それはあくまで保守系内部の交代劇のようで、粕屋町のようにこれほどの入れ替わりはほとんどないのではないでしょうか。

 

 3月議会で議長・副議長の改選を法的に保障するために常任委員会の所属を4年から2年(この場合は条例で決めることができる)にということを私が発議しましたが、8対7で否決。でもその必要性が無いくらいほとんどの人事のポストも様変わりです。

 

 新議長は2年前に議員に初当選されたばかりの方です。一方前議長はキャリアが18年。どう考えても議会運営上困ることがあるのではといぶかる声もありました。でも私は違うと思っています。

 

 粕屋町は5万人の自治体を目指しています。現状のやり方にあらゆる面でメスを入れなければなりません。粕屋町は変化を望まない、既得権優先の傾向が強い自治体という側面があります。

 

 これを打破するには議員歴は短くても実社会での経験豊富な新議長のような方がリーダーシップを取り、強力な監査機能を発揮、新しいまちづくりを提案できる議会にしなければなりません。議長として今粕屋町で望める中でこれほど適格な方はいないのではないかと思っています。

 

 でもまだ始まったばかり、しかも任期は2年。

 

 そういう中での6月議会でした。

 

 この議会改革の次へのページに本田は何ができるのか。議員14年のキャリアで新体制を側面から応援する形で議会活動を行い、それを私自身の議員研修の機会・糧として捉えようと思っています。議員16人の仲間はそれぞれの考えが、それぞれの生き方があります。それを活かす形で一つとなり、チーム議会として執行部に対峙できれば最高です!

 

 

 

 

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2019年

6月

17日

「主要農作物種子法」に変わる福岡県独自の条例制定を求める意見書(案)の提出

 6月定例議会に意見書(案)を川口議員・中野議員・本田で提出しました。粕屋町議会で可決されれば小川洋県知事に意見書として提出できます。何とか可決できたらと思うのですが、5月臨時議会後様々なことがあり、準備不足は否めません。

 

 私自身も勉強が足りないのでここでまとめてみたいと思います。

 

なぜこの意見書が必要なのか

 国は突然種子法の廃止を閣議で決定、「廃止法」を国会に挙げ2018年4月に可決、成立させました。農業関係者にもほとんど説明はなかったようで、ご存じない方が多いと聞いています。この種子法は主要農作物(米・麦・大豆)を安定供給するために国が定めていました。戦後の食糧難の中でこの法律の下各都道府県で地域にあった多様な品種が開発され、国内で生産されるコメの種子は100%自給してきました。その国や都道府県の責任を定めた法律がなくなったのです。

 

種子は誰のもの?

 種子は、先祖代々、多くの人たちが自然とともに育んできた”共有財産” 種子がなくなれば、企業の手に委ねられれば、安定供給はできなくなる危険があります。実際に野菜や花などはその状況下にあり、生産農家は苗を買うことでの植え付けをせざるを得ない状況と聞いています。種子の開発が企業の特許となり、自由に植え付けができない状況、そのことで大企業による世界的な寡占が起きていると聞きます。

 

種子を未来の世代に手渡すためには

 種子はみんなの物、人類共有の財産です。国が廃止したとしても地方でがっちり守ればいい。そのために私たちは条例の制定権を持っています。この種子という財産を未来の世代に手渡すために公的品種を守る法律を各都道府県で作り、施策に必要な予算を確保すればいいのです。福岡県も福岡県の農業を守るために独自の条例を作ればいいわけです。

 

種子法廃止で起こりうる問題

  1. 種子生産の公的支えがなくなる
  2. 種子の価格が値上がりする
  3. 種子品種の多様性が失われる
  4. 大企業による種子の支配が進む

 

 各都道府県には現在農業試験場があり、国や県からの財政の確保をしていましたので公共品種の育成に力を入れることができました。米国やカナダでも州立大学や州の農業試験場が法律に支えられ重要な役割を果たしているそうです。地方分権の今だからこそ、私たちも福岡県独自の条例を作り、主要作物の種子の安定供給を諮り、県民の食糧主権を確立しましょう!

 

 福岡県内では昨年の9月議会より現在15の議会、大牟田市・八女市・みやま市・大川市・宇美町・大木町・柳川市・嘉麻市・小郡市・福智町・鞍手町・筑紫野市・小竹町・糸田町・大刀洗町が県へ意見書を提出しています。

 

 

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2019年

6月

15日

プラスチックフリーライフ①分別方法の課題

  5月25日に回覧板が回ってきました。ごみの分別をルール通りにしてほしいという役場の道路整備環境課からのお願いです。

 

 ただこのチラシにはルールについての具体的な記載はなく、ホームページで確認してくださいとのこと。一言で説明するのは難しいのかな?

 

 粕屋町のゴミの出し方はクリーンパーク若杉が2007年に操業して変わりました。それまで分別ごみとして出していたプラスチックは、今ではペットボトル以外はほとんど可燃袋に入れて熱処理回収というやり方です。

 

 ただペットボトルの回収袋にはふた・シールをはがし、きれいに洗ったものをとなっています。ところが最近のペットボトルの収集袋はそうではないものが多く含まれ、資源ごみとしての価値がなくなり、選別し直す必要が出てきました。瓶や缶もごちゃまぜです。

 

 分別されていない資源ごみの袋。多発しているとのこと。とても気になります。

 

 このペットボトルは有価物として昨年は278万円ほどの売却収入が粕屋町にありました。資源ごみとしての分別の結果です。ところが、上の写真はその有価物としての価値さえなくなり、多分スタッフの皆さんが缶や可燃ごみとして分別・処理されるので余計な手間もかかります。

 

 粕屋町が加盟している「須恵町他2ヶ所清掃施設組合」クリーンパーク若杉の操業期限は2022年まで。その後5年間2027年までは今行っているRDF処理の方法が続けられることになっていますが、その5年の間に次の焼却施設を建設しなければならないという局面に差し掛かっています。すでにその基本方針が組合議会でも検討されていると聞いています。

 

 今プラスチックのゴミ問題が世界中で問題になっていますが、その流れの中で粕屋町でできることを今後探っていきたいと思っています。

 

 

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2019年

6月

13日

3日間 12人の一般質問が終わりました

 議会の帰り道の畑で見つけたアジサイの花。3本あるのですが同じ畑の土なのに色がこれだけ違うのです。不思議ですね。

 

 12人の一般質問が終わりました。午前2人、午後2人、10~12日の3日間で行われました。議員のそれぞれの個性が出てとても勉強になりました。

 

 今回久しぶりに最初に登壇したので、その後の議員の内容を余裕を持ってみることができました。

 

 嬉しかったのは子どもの権利条例、SDGs(持続可能な開発目標)、男女共同参画などの言葉が飛び交ったことです。

 

 一般質問のテーマにしたいのだけれど、わかりやすく説明できる自信がなかったので私はあえて避けていました。

 

 けれども、今回それを前面に出してわかりやすく訴える同僚議員の姿に圧倒されました。目先のこと、身の回りのことを訴えるのも大事ですが、その基になっているところをきちんと伝えないといけない、ということに気づかされ刺激になりました。

 

 私は選挙の低投票率のことを今回のメインテーマにして質問しましたが、若い人に何のために選挙になぜ行く必要があるのか、世界の潮流の変化・背景を伝えないと彼らの心に響かないのでは。

 

 彼らが心を動かす情報発信を、そのための戦略がもっと必要と問うべきでしたね。一応、次への行動につながる情報発信が必要とは言いましたが。

 

 質問力をもっともっと鍛えなければ、と終わったばかりなのに私はもう次回9月議会の内容を考えています。久々に紙媒体の議会活動報告、本田よしえの「ブロッコリー通信」を発行する準備に取り掛かっています。

 

 

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2019年

6月

08日

須恵川の水位計

 5月下旬、扇橋の橋の上で男性2人が話しているのを見かけました。帰りに何かの参考にと写真を撮りました。

 

 6月議会初日、箱田町長から報告があり、粕屋町がかねてより要望していた須恵川に「水位計」が設置されたということです。24時間、多分太陽光で作動のようですね。

 

 これで河川氾濫による防災体制が一歩前進したことになります。昨年7月の豪雨で河川の水位が気になり県の防災情報を閲覧したときのこと。多々良川はあるのに須恵川は見当たりませんでした。

 

 志免町や宇美町では宇美川の水位がわかるアプリが町のホームページのトップにありました。なぜ粕屋町にはないのか、素朴な疑問でした。宇美川の水害が多発していたのでしょう、須恵川は最近はあまり聞きませんが、私が子どもの頃、2年に1度の割合で堤防が決壊するような水害が起こっていました。

 

 粕屋町でも多々良川、須恵川の水位がホームページのトップにあるようになってほしい。

これも今回のホームページ改善への要望です。

 

 

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2019年

6月

05日

議会中継のスマートフォン対応

 昨日の4日、粕屋町のホームページに、「議会インターネット中継がスマートフォンやタブレットでも見ることができるようになりました」とのコメントがありました。

 

 以前から望んでいたことなのでどういう仕組みでそうなったのかを尋ねてみました。

 

 まず議会事務局により予算、このインターネット中継は無料のユーチューブにアップしている自治体もありますが、粕屋町は安全性を優先して外部サイトでアップしています。そのサイト先に依頼して、今までパソコン上のウィンドウズメディアプレイヤーで見ていた画面をMPFデータに変換。

 

 その結果、スマートフォンやタブレットで閲覧できるようになったということです。費用はおよそ46万円ということでした。直近の5年前からの内容が閲覧可能ということでした。

 

 早速ページを開いてみました。5月15日の臨時議会の様子がよくわかりました。

 

 これで現在の粕屋町のホームページで見ることができるものはスマートフォンでも全部閲覧可能となり、いつでもだれでもどこででも、議案の採決の結果も含めてわかるようになりました。ただこれは現在の情報提供の範囲に限定です。

 

 粕屋町議会の議会情報の提供内容を早急に検討し、閲覧可能な範囲を粕屋町議会自身が広げないと意味がありません。今、粕屋町議会ではホームページ検討特別委員会を経て、広報広聴編集特別委員会でホームページに関する検討を始めています。

 

 議会独自のホームページを作るには300万円ほどかかる、またその管理を誰がするのかという問題などあり、町がホームページをリニューアルするのに乗っかって粕屋町議会も要望を出し、議会自身も広報広聴に力を入れようということになりました。

 

 本議会のインターネット配信も大事ですが、町民の皆さんが本当に必要としている情報は何なのか、それを粕屋町議会がどう把握し、同実現するか、ここも粕屋町議会改革の重要な柱です。

 

 現在、定例議会開催中では、本議会を休会にして、その間に常任委員会や特別委員会を開き審議・審査をしていますが、その情報公開をどこまでやれるのか、粕屋町議会の情報公開の公開度が大きくかかわってきます。

 

 私の望みは

  1. 現在PDFデータの「粕屋町定例議会会議録」を言語検索可能なバージョンにすること
  2. 各常任委員会の内容を、現在は要約筆記ですが、全文記録にし、誰でも、いつでも閲覧可能にすること
  3. 予算・決算特別委員会を常任委員会化し、この内容もインターネット配信か、全文記録で残すかの検討を急ぎ、広く情報提供に努める
  4. 議会の動きがすぐにわかるような新着案内の工夫
  5. 町民の皆さんの意向・意見が反映できる仕組みを導入する

 ことなどです。

 

 皆さんの要望があれば是非お尋ねしたいです。事業内容の検討がだいぶ進んでいてどの程度可能かわかりませんが、できることはやりたい。そうしないと次の機会、多分8年ぐらい先、まで待たないといけませんから。

 

 

 

 

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2019年

6月

04日

6月議会日程と12人の一般質問通告書

 昨日の3日に議会運営委員会が開かれ、6月議会の日程が正式に決まりました。

 

 早速、粕屋町のホームページに日程と一般質問通告書がアップされました。また、スマートフォンやタブレットでも議会中継が見れるようになったと、本日コメントが出ていました。

 

 少しずつ議会が身近になっています。あとは「質」の問題ですね。

 

 一般質問の順番は受け付け順で決まります。5月20日から受付開始。1番は本田、2番目は田川議員。2人はすぐに決まりましたが、その後は希望者の届け出はなかなかなく、30日の締め切り前にバタバタ増えました。

 

 5月15日に臨時議会が開かれ、いろんなことがありましたので出足が鈍く気をもみましたが、結局12人の申込者があり、6月10日、11日、12日の3日間開催することになりました。昨日議時日程表の通告書一覧表を見ましたが、内容も様々で面白くなりそうです。

 

 答弁する執行部は大変かもしれませんが、粕屋町議会は少しずつ前進していると思います。質に関しては始まってみないとわかりませんが、トップに登壇するベテラン議員としての責任が果たせるように頑張ります。

 

 

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