2018年

11月

01日

アサギマダラの謎

 

10月29日に我が家のフジバカマに飛来したチョウに興奮している私ですが、30~31日は長崎県小値賀町への視察でした。そのため調べ学習は中断。今日また興奮の続きで、パソコンを開いています。知れば知るほど不思議なチョウですね。

【渡り蝶】

生態がほとんど分かっていない。1980年ころよりマーキング調査で2000キロを超える長旅をしていることが判明した。春には本州に飛来しで卵を産んで一生を終え、秋には越冬のために南下する。

【フジバカマの蜜】

フジバカマにはピロリジジリンアルカイド(PA)という毒物があり、この毒物はアサギマダラの雄の性ホルモンを分泌させる。旅する蝶「アサギマダラ」は毒性の植物「フジバカマなど」を吸蜜することで体を毒化し、鳥などの捕食から逃れる、という仕組みのようだ。

【国境を超える唯一の蝶】

定期的に国境と海を渡ることが標識調査で証明された蝶は世界にⅠ種しかない。南は台湾から、北限は長野県下呂市で見つかった。

【紀貫之の短歌」

藤袴は万葉の時代から短歌に歌い込まれた花。その内の一首を紹介。

 〈 宿せし人の形見か藤袴  忘れがたき香に匂いつつ 〉

 

 以上はパソコンで調べた内容です。集団で移動するようですが、その大量の死骸を誰も見たものがない、その生態がよくわかっていないということのようです。ですが、私にはフジバカマというハーブの、秋の七草に好んで来てくれる浅葱色の蝶に親しみを覚えます。そしてその蝶が燕のように2000キロも海を越えて飛行をするということに限りなくロマンを感じます。

 

フェイスブックにフジバカマの蜜を吸っているアサギマダラを録画したものアップしています。スマホで録画したものをこのページで掲載することはできなかったのでよかったら「本田芳枝」で覗いてください。10月29日 午前11時半頃 2分半の長さです。

 

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2018年

11月

04日

文化祭出店

 フェイスブックにもアップさせていただいた写真です。素敵なお客様でした。アピールもしていただきましたよ。今回初の試みです。6月に発足した「粕屋町子ども・子育てフォーラム」の活動費捻出とアピールも兼ねてさせていただきました。保育所・幼稚園のお子さんの不要になった衣類を頂いて必要な方にオール100円で買っていただき、その収益金は会の勉強会に、専門家を招く費用に充てます。初日の今日はおよそ200点ほど買っていただきました。テナント料2000円も無事支払えました。「ホッ」。

 

 今日も頑張りますよ。皆様もぜひ覗いてください。いろんなおしゃべり、懐かしい方に出会えて、楽しそうでしたよ。3時半くらいまで開いています。

 

 

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2018年

11月

06日

戻ってきたバラ

 文化祭に出品したバラが戻ってきました。昨日の夕方、太陽の光があまり強くないときの色合いがとても良かったので紹介します。芳純、マダムサチ、紅鹿の子、ヘンリーフォンダです。

  秋バラには春とは違う美しさがあります。気温が下がって来るため花もちがよく、ゆっくり咲くのも魅力です。花数は少ないのですが、その分香りも濃く、大きく咲き見事です。秋の澄んだ、ひんやりとした空気が一層美しさを際立たせてくれます。

 上記以外にも今、こんな種類の花が咲いています。ピース、デンティベス、プレイボーイ、プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントです。

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2018年

11月

09日

インパール作戦の番組と慰霊祭

 育てている鉢バラの紹介をします。

 これは「黒真珠」。戦没者のご遺族の方へお捧げします。

 

 8日サンレイクで戦没者を追悼する慰霊祭が行われました。議長の代理で追悼文を読みました。

 

 昨年8月の終戦祈念のNHKの番組で「インパール作戦」を見ました。内容はその作戦が如何に無謀なものであったか、装備などが乏しく、食料の補給などが全く無いなかでの走行。戦闘で亡くなったのではなく、病気や餓死のために亡くなった方が多いという事実を知り、粕屋町の軍属374名の方がどこで、どのようにして亡くなったのか、そのことをとても知りたい思いに駆られました。

 

 そして今年の慰霊祭参列。以前とは違った思いで出席しました。亡くなった方の御霊への向き合い方が変わってきたのだと思います。戦後の繁栄の恩恵を受けて育ったで私たちが、次の世代に何を守り、何を残さなければならないか、問い続けます。

 

 

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2018年

11月

11日

777周年

 今日のバラは「紅鹿の子」。駕与丁公園のバラ園を指導された広島バラ園の田頭数蔵先生がドイツで賞をとられた品種です。  色と絞りが素晴らしいのです。着物の鹿の子絞りに引っ掛けての紹介です。

 

 9日に承天寺であった「博多織求評会」に行ってきました。博多織の数々の作品が並んでいました。承天寺の本堂に無料で入れるという新聞記事を見て夫を誘いました。

 博多織の歴史は鎌倉時代までさかのぼり、今年は777周年という記念の年に当たるそうです。素敵な作家さんに出会いました。並べてある帯の順位をつけるアンケートがあるのですが偶然にもその方の作品を選んでいました。スタッフとしてガイドの立ってある着物の着方に興味が湧いて声をかけたのです。

 

 洋服の上に着物を着て博多帯を締めてある姿が、「あっ、これでいいなら私にも着れる!」と思わされたのでした。2番目の写真はオバケの図柄。これも彼女の作品。魔除けの配慮もある図案です。承天寺の庭ではふすべ茶(野点)の手前が披露されていました。花瓶には「フジバカマ」も。お茶もこの承天寺の開山・聖一国師が禅の修行で宋より持ち帰ったものだとか。

 

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2018年

11月

12日

勇気

 今日紹介するバラは「イングリットバーグマン」。アメリカの女優の名前をとった赤いバラです。世界殿堂入りのバラで、非常に強健。春のバラ祭り、秋の文化祭には必ず出品して、全体を引き締めてもらう作品です。

 

 が、今年は猛暑の影響か、枝に勢いがなく、花弁が乱れて咲きました。

 

 

 10日の土曜日に長者原s下区公民館で自主防災組織の講習会で「心肺蘇生法」がありました。

 

 説明が終わった後、順番で2人組んで胸骨圧迫とAED担当に別れて実習しました。実際の場面に立ち会ったときにこれだけのことが冷静にやれるかというと、大いに疑問です。研鑽を積み、必要な時に必要なことができる勇気をもちたいと思いました。

 

 今日のテーマはイングリットバーグマンの、自分の気持ちに忠実に強く生きた情熱と勇気にあやかってご紹介しました。バラはやはり赤が一番バラらしい。

 

 

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2018年

11月

13日

離島議会の取り組み

 11月18日に行う議会報告会の担当部分の原稿の用意ができました。私の持ち時間は、第1部3分、第2部4分、第3部は各班に分かれ、それぞれが資料を準備して意見交換をします。

 

 準備の段階で議員同士のいろんな意見が出ました。報告会に対する向き合い方が違うので当然です。ただ、できるだけわかりやすく、身近な問題をというのがみんなのコンセプトです。皆さんのご参加をお待ちしています。 

 

 今日は視察の報告をします。小さな島の小さな議会の取り組み、と言ってもこれは全国表彰された議会なので小さな議会とは言えない。長崎県「小値賀町議会」に行って来ました。

 

 10月31日に議会運営委員会8名で視察。人口2477人の、しかも佐世保市からフェリーで3時間もかかる離島の議会が全国的に有名になったわけは?!

 

 立石議長のパワーポイントを使っての説明に圧倒されました。とにかく具体的でわかりやすく、議会の立ち位置を押さえた内容はとても深いものがありました。

 

「行政がやれないのなら議会がやる!」というスタンスで、数々の事業を展開するまでになっています。

 議会活動の活発化(議会力で現状打開)

  1. 後期高齢者医療保険均一化の問題
  2. 福祉事務所設置に関する財源の確保
  3. 船運賃の低廉化実施
  4. 船の乗り降り風雨シェルター設置
  5. 自家用有償輸送(白タク)を実施
  6. 藻場再生へ向けた具体的な行動

 具体的には、①医療環境が整えられていない離島がゆえに医療費は低く抑えられているので、県内保険料均一化は理不尽。②福祉事務所経費は特別地方交付税の確約書を求める。④行政は数年後計画→それまで我慢?→何とかする→財団の事業活用⑤タクシーが休業→高齢者困る。解決方法を探る→空白地域(条件緩和)自家輸送。

 

 帰りの船着き場で議長と談笑。

 

 ここで、議会だよりの発行が定例会後2週間以内に住民の手に、という早業の秘策を聞きました。粕屋町は2か月かかるので何とか短縮できないかと思っていたのです。

 

 話は簡単。印刷会社が持っているソフトを議会も持っていて、定例会が始まるときにすでに構成のほとんどはできており、あとは原稿を埋め込み、確認・読み合わせに1週間。仕上がったものは議員が直接手渡しすることも多いということでした。なるほど、これなら2週間、納得です。

 

 この話だけでもいかに住民の立場に立って議会が動いているのかわかりますね。住職である議長、ゆうターン組だそうです。現在6期目。佐世保市との合併問題が浮上したのが、議会活性化のきっかけだったようです。

 

 もっと話が聞きたい。また、来年夏に一観光者として訪れ、潜伏キリシタンの住民たちが衣食住を切り詰めて資金を調達し、一丸となって献堂の夢を果たした「旧野首教会」を訪れたいと思いました。教会が建っているその野崎島という島はかって600人以上の人が暮らしていましたが、今は無人の島だそうです。

 

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2018年

11月

17日

粕屋町議会の挑戦

 昨日、11月16日は粕屋町議会の記念すべき日となりました。

山脇議長より箱田町長へ提言書が手渡されたのです。

 

 「町立保育所の建て替えに関する特別委員会(鞭馬委員長)」が半年かけて審議し、まとめたものを全会一致で提言する運びとなりました。

 

「老朽化した町立保育所の建て替えについてー保育・子育て支援センター構築の視点からー」という題の提言書は

  1. はじめに
  2. 現状及び問題点
  3. 提言の内容
  4. 終わりに

というもので全部で5ページにわたり、資料を7ページつけています。

 

 町民の皆さんにも目を通していただいて、広く論議を巻き起こしたいですね。町長も積極的に議論したいと応えてくれました。しかしながらこの問題は、今まで何度も民営化を提案していますが、論座。その後の代替案が出せずに12年も来ている、粕屋町の難問中の難問の課題です。そう簡単にはいかないでしょう。

 

 ただ、議会としては今後も町民の皆さんの負託に応えるべく頑張ります。そのための提言書でもあるのです。

 

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2018年

11月

20日

粕屋町議会の意見交換会

 粕屋町議会報告特別委員会委員長は、議会の中の若手議員のリーダー格だ。次から次に新しい企画を提案してくれる。その提案に青息吐息で私はついていく。若さに負けたくない、というより若さと同じくらい経験が大事だと思っているのでそのことを立証したいのだ。

 

 昨年11月の議会報告会での意見交換会、今年の5月の意見交換会、そして先日の意見交換会、その3つの意見交換会で町民の皆さんからたくさんの課題を頂き、その現状把握、議会としてできることなどを今から提示していかなければならない。

 

 かなり大変な作業だ。でもそれを確実にこなせば、厚生常任委員会の議会内での立ち位置は結構盤石と言える。町民の皆さんからの議会への信頼感も増すのでは、と思う。

 

 と同時に本田よしえが、議会制民主主義をどのくらい分かっていて、どのくらい実践できているか、提案をクリアすることで見えてくる私の、議員としての力量、人間としての力量。それがわかることが面白い。

 

 自分の見える化。こんな経験はなかなかできるものではない。

 

 11月は私の人生での大きな記念月。7つの山、坂の向こうに何が見える? 峠は? 

 

 

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2018年

11月

24日

博多の街の新・旧

 11月23日に「ダンボールで織るミニタペストリー」のイベントに参加しました。このブログにも書いていますが、11月9日に承天寺で開催された博多織展示会の時にチラシを見て申し込んだのでした。

 

 博多織が少しでも身近になればと、ちょっとわくわくして参加しました。場所は「博多町屋」ふるさと館の一角。2時間近くで小さなタペストリーができました。絹糸を何本もよって一本の横糸を作ってくださっていたのですが、1本、1本が本当に美しい。素敵な催しでした。

 

 町家展示の博多の伝統文化に触れた後、博多駅に戻ってみれば、目も覚めるようなイルミネーション。たくさんの人がその美しさに酔いしれていました。

 

 承天寺、博多町屋、そして博多駅の賑わいと博多の観光スポットをJRでたった10分足らずで楽しめる粕屋町の地の利の良さをまたまた実感した次第です。

 

 

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2018年

11月

27日

提言書のアップ

 粕屋町ホームページのお知らせ最新版です。

 

 昨日の26日に、11月16日に箱田町長に手渡した「提言書 老朽化した町立保育所の建て替えについて ー保育・子育て支援センター構築の視点からー」をアップすることができました。

 

 多くの町民の皆さんに読んでもらって様々な意見をお寄せいただき、この提言書がより良いものになるよう、今後も頑張っていきたいと思っています。

 

 11月18日に議会報告会が開催されその中のテーマに「市制に向けた環境整備に関して」というのがありました。

 

 この提言書は昨年の町立保育所の保護者からの請願に議会が応えたものの1つで、議会がこうやって少しずつ改革・前進できることもその市制への準備の1つだと思っています。

 

 

 

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2018年

11月

29日

粕屋町ホームページの「粕屋町議会」の使い勝手

 昨日午前中の締め切りの、一般質問通告書の提出をしてきました。なんと14番目。1日5人は厳しいので、当初の予定を変更して一般質問の日程を1日延長して4日にしようとの意見もあるそうです。

 

 議長以外の15人中14名の議員が登壇するということです。多くの方に傍聴していただけるとうれしいですね。

 

 ただ意見交換会のアンケートにもありましたが、議会がどのような審議、審査をしているのかその過程を明確にしてほしい、と流れの見える化が大切ということでしょうね。そんな意見があったことを頭において町長に問いただしていけるよう頑張ります。

 

 今回の一般質問の中に「粕屋町のホームページのリニューアルについて」の項目を挙げています。実はこの前の11月27日のブログで、「提言書のアップ」という記事を出しているのですが、ブログから粕屋町のHPのその場所へのリンクがうまく張れなくてシックハックいたしました。

 

 できるだけ早く議会情報を、と思ってこの「かすや通信」を開設したので提言書もできるだけ多くの方に見ていただきたいと思い、一町民としてアクセスしてみました。

 

 ところが、「お知らせ」の欄からはすぐに目的地に飛べるのですが、「粕屋町議会」からはその提言書のところまで、なかなかたどり着けないということがわかりました。

 

 ページを開いて「議会のしくみ」をクリックしないとその提言書のページには行けない。ウーンなんという現実?!

 

 提言書を見るために議会のしくみをクリックはしないです。担当者に何とかならないのかと尋ねましたが、そこにしか今の状態ではアップできないと。「えーっ」

 

 これじゃ、お知らせの欄から「アップしました」という案内のコメントが消えたら、どこに飛んでいけばいいのかわからないですよね。実はこういう事例が過去に度々ありました。

 

 平成22年にリニューアルしてもうすぐ10年。これでいいのか粕屋町、と憂っています。

 そうした中で、9月議会に「粕屋町議会ホームページリニューアル検討特別委員会」が提案され、可決して検討が行われました。検討の結果は11月26日に報告がありましが、その報告について様々な意見が出ました。長くなるのでこの内容は次回に回します。

 

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2018年

11月

30日

議会の単独のホームページの是非

 議会が11月16日に箱田町長に手渡しした「提言書」の内容はこちらです。

 

 今日は無事リンクが張れました。皆さんのご意見をお待ちします。

 

 ところで前回の続きです。「粕屋町議会ホームページリニューアル検討特別委員会」からの報告が、11月26日の全員協議会で行われました。委員会の報告は全員一致でリニューアルすべきとなったということですが、そこまでの審議に対して私は時期尚早と質疑。

 

 特別委員会で全員一致なので12月議会で、リニューアル工事費250万円、1年間の運営費50万円、計300万円を補正予算として提案すべきとの内容に、300万円もの予算案をつけての提案はまだ早すぎるのではと意見を述べました。

  

 昨日のブログにも書いたように、確かに問題はあるのです。使い勝手も悪い。でもだからと言ってそれに対して議会が単独のホームページを持つ、お金も人手も、議会の一致したコンセプトの検討なしに予算案を組み込むようにするのは少し無理があります。

 

 私は思うのです。町民の皆さんが、300万円もかけて議会が単独でホームページを作ることに賛同してくれるだろうか、と。

 

 議会の情報は「議会だより」、ホームページの「粕屋町議会」などで発信していて、現状では確かに不備が多いのですが、ではその現状をどれだけ改善できるように努力したか? 

 

 そこは?です。

 

 私は次のようにもう少し議会が努力をすることを挙げました。

  1. 粕屋町の公式ホームページのリニューアルを急ぐこと。
  2. 議会だよりの発行の期日を早めること。

  3. 議会事務局の職員を増やすこと。

  4. 議会自身の情報発信能力を高めること。 

 

 この中で私が最も力を注ぎたいのは1点目の粕屋町の公式ホームページの再構築を急ぐことです。それがどうしてもできない場合に他の3点を努力し、町民の賛同を得てその後、単独のホームページの検討をするという流れです。

 

 長崎県小値賀町議会がなぜあれだけの課題解決ができたか、それは住民の立場に立った政策立案だからだと思うのです。住民の願いがかなえられない困りごとを議会が東奔西走して勝ち得た成果だと学びました。

 

 現在、議会には独自のパワーポイントやプロジェクターがありません。使う時には総務課に依頼しないといけないので、職員の手を煩わせざるを得ず何度使用をあきらめたことでしょう。普段からもっと電子通信機器の活用をすべきで、またその環境整備を行うことが先決です。

 

 今度の一般質問で平成22年からリニューアル後10年にもなる今のホームページを再構築する予算措置を強く訴えます

 

 

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