2020年

3月

31日

2019年度末新型コロナ対策あれこれ

 3月31日、今日は年度末。まさかこんなにを迎えるとは、だれが想像したでしょう。世界中が大変です。幸い日本は現状維持で何とか持ちこたえていますが。

 

 フェイスブックでは知りえる情報をシェアして皆さんに拡散しています。今私個人ができることはそんなことぐらいですが、町政に携わっている方、医療従事者の方には心から感謝いたします。

 

 昨日県議会棟で会合があり、県庁に出かけました。どんな情報発信をしているのか気になりましたので。担当部署はどこか調べて、まず粕屋保健所に電話してお尋ねし出かけました。

 

 案内などがあるかなあるのかなと思って出かけましたが、拍子抜けでした。

 がん対策・がん対策感染症疾病対策課でしたが、何もなかったので中に入らず、1階の情報センターで事情を話し問い合わせてもらいました。が、持ち帰り用の案内、チラシなどは何もなく、唯一、1階ロビーで見かけたものがこれでした。

 粕屋保健所「帰国者・接触者相談センター」の電話番号は092・939・1746です。

何かあったら、町役場ではなく、こちらまで連絡してください。また、福岡県の新型コロナ対策のホームページは こちら →

 

 

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2020年

3月

29日

アイリス

 庭のアイリスの写真を贈ります。花言葉は「信仰」・「希望」など。空に向かって真っすぐ伸びる姿からそんな言葉が連想されるのでしょうね。

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2020年

3月

28日

正しく恐れよう!

 新型コロナ対策、ロックダウンを防ぐために東京都市圏の不要不急の外出自粛要請が出ています。様々な情報が飛び交っていますね。昨日のテレビで山中伸弥教授が批判覚悟で「終息に向かうのに1年はかかる、マラソン競技に例えられる」とおっしゃっておられました。

 

 私もそう思います。簡単に収まらない、息の長い戦いです。全人類が試されている、そんな感じさえしています。こんな時にどうすべきか。

 

 情報の収集に気をつけ、簡単に振り回されないこと。楽観視はしないが悲観もしない。与えられた時を大切にと思っています。

 

 幸い、夫と2人、気になる家族はいません。そんな私が何をすべきか、議員活動もかなり圧迫されているので時間だけはあります。その私が今できること、それは危機を真正面から捉え、確かな情報を皆さんにお伝えすること、議員としてのスキルを磨くことかなと思っています。

 

 上の写真は鉢植えのブルーベリー。花言葉は、実をたくさんつけるので「実りある人生」だそうです。7月、ジャムを作る頃には世界はどうなっているでしょうか。

 

 私が選んだ、必要とされる情報をできるだけ早く皆さんにお伝えします。海外からの情報もすぐに手に入れられるFBはかなり有効な情報伝達手段です。ブログとFB、両刀遣いで頑張りましょう。良い情報があったら皆さんもコメント欄に書き込みをお願いいたします。

 

 

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2020年

3月

27日

3月定例議会反対討論③職員研修費について

 21日から続けている反対討論の3回目です。

 議案第25号「令和2年度 粕屋町一般会計予算について」反対の立場で討論しました

 職員研修費が低すぎるというのが反対の主な理由です。

 

 この件に関しては長年、予算・決算審査で再三述べてきました。一向に改善の余地がなく、今回別の議案で職員定数の改正案が出てやっと増やせる道筋がついたと喜びましたが、この職員増が機能するには数年かかります。

 

 現職員のスキルを高める必要があります。職員のスキルが低いというのではなく、今後の町政をどのように効率よく発展させていくのか、大きな視点、別の角度から仕事をしてほしいと願うのです。

 

 予算案を見ると、現職員に対する研修費は例年と同じでした。平成27年度からの職員研修費の推移を表にしました。

 

 

 

当初予算

3月)

補正予算

(翌年3月)

決算

(翌年9月)

H27年度

 

385万円

345万円

H28年度

 

260

244

H29年度

329

193-136

166

H30年度

329

231-98

200

R1年度

351

271-80

 

R2年度

362

 

 

 

 ※平成27年度・28年度は手元に資料がなく、令和1年度の決算は今年の9月に発表されます。スマホでは決算までの数字が映らないので横向きに見てください。

 

 この表で分かることは、少ない予算にさらに年度末には削減、その上また決算では執行残があるという状況です。職員は少ない人数でぎりぎりの状態で働いています。特に主幹、係長クラスは実戦部隊として日夜励んでいますが、休暇も取りづらく、研修費も限られていてどこで研鑽を積むのか、自前でやれというのでしょうか。

 

 私は管理職の研修、特に部長研修が足りないと思っています。粕屋町は町レベルで部長制をひいている数少ない自治体の一つです。町政で部長制を採用するのなら、なおさら研修が必要でしょう、部長の存在意義を再確認・機能充実のために。

 

 部長が部長として機能できないのなら部長制は廃止、町長ー副町長ー課長という指揮系統を明確にしてやっていくべきでしょう。

 

 研修予算が少ないと考える根拠
  1. 近隣同規模自治体では予算の段階から研修費予算が100万円多い。
  2. 生涯学習センターの委託費が1,000万円アップし、その内容が要員増となっている。昨年12月補正で生涯学習センターの委託費の今後3年間の債務負担行為の金額が従来よりも2,400万円多く設定。プロポーザルの結果、今回の当初予算にはそれが反映されて委託費がいきなり1,000円増えている。

 委託先には人件費増を認めるけれども、粕屋町本体の職員は少なく、その研修費は現状維持で、しかも年度末の補正で大幅に削減、執行残が多い。その結果当初予算の6割の執行率。

 

 この流れは変えるべき。粕屋町政の根幹に関わる問題です。研修費を増やし、それを使い切る、その度量・覚悟がほしい。議員として指摘して今回の反対討論紹介は終わります。

 

 

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2020年

3月

25日

3月定例議会反対討論②

 3月定例議会で反対討論した内容の要旨を紹介しています。今日は21日続けて2回目、「議案20号の粕屋町令和元年度補正(7回)予算案について」です。

 

 この反対討論には前段があります。12月議会で賛成討論をしたうえで指摘したことが活かされていないことが一つ、また、事業として受け入れ態勢がないのに国の大型予算の導入をしている、という2点についてが反対討論の要旨です

 

 今までの私は、職員が一生懸命頑張って予算を付けてくれたものを反対する気にはなれずに、良いものは良いとして、気になる点を指摘するという形で賛成討論を行ってきました。

 

 しかし、それではこちらの意図としていることが伝わらない場合が多く、聞き流されていただけではないか、チェック機能をはたしていないのではないかとの反省点もあって、不十分なものははっきりと反対し、本議会の中でそのことを中心に討論することにしました。

 

 なんのことはない、初心、15年前に帰るだけのことです。今年3年目の箱田町政の真価が問われる土台作りに、こういう形での応援もあるのではないかと思い、きっぱりと行きます。

 
 粕屋中学校のエレベーター設置について
 
 予算が6,000万円組まれています。文部科学省の補助金は一割で残りは単独事業。4,300万円の教育債が組まれました。計画的な設置ではなく、やむを得ず、と年度末の慌ただしい時期の予算化です。
 
 教育委員会に伺うと現在3校、これで4校設置となり、残り2校未設置ということでした。その2校の今後は?と問いますと、予定はあるようですが、紙ベースでの計画書がありません。障害を持っている子どもだけではなく、職員・児童生徒の誰かが事故などにより、いつ何時エレベーターが必要になるとも限りません。
 
 学校という地域に開かれた場での公共施設設備としてエレベーターは必須のものです。12月の補正で賛成討論の時に申し上げた「学校施設のバリアフリー化整備計画書」を早急に作ってほしい。
 
 GIGAスクール大型補正の受け入れを事業化した態勢で
 国は令和元年度補正として大型の補助金を投入し、GIGAスクール推進のために、子ども一人1台のタブレット端末整備、小中学校各クラス通信ネットワーク工事に計1億3,433万円の補助・交付をしました。町はそれを含めて2億2,511円の予算でICT化推進を図るようになります。
 
 タブレット端末機は全額国補助ですが、ネットワーク整備工事費には8,520万円の教育債を起債します。問題は備品購入費として計上されていることです。
 
 事業化されていない、したがってPDCAの行政評価のサイクルに上がらない、整備しただけということになるのです。教育行政の大事な事業として取り上げるべきです。本議会の反対討論では先進自治体の2例(志免町、那珂川市)を挙げました。
 
 国は2018年度から5ヶ年計画で学校のICT事業の強化に取り組んでいます。福岡県のホームぺ時には粕屋町の実態が一目でわかり、かなり遅れています。
 先の先進自治体のように事業化して、下の写真にある「粕屋町教育行政の目標と主要施策」、「教育委員会の点検及び評価報告書」に毎年その結果を報告してくださるまでこのことは問い続けます。
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2020年

3月

23日

ゆすら梅

上の写真は本日の、満開のゆすら梅です。

 

左は1週間前の、まだ蕾の多いゆすら梅です。メジロも気持ちよさそう。

 

今日は晴天で絶好の草取り日和。世の中の喧騒から一歩身を引いた形での静かな春の日。

 

FBでは箱田町長が図書館の開館を25日からとアップされていました。

 

このまま収まってくれたらいいのですが。

 

 

 

 

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2020年

3月

21日

3月定例議会の3つの反対討論①

 3月18日に2020年第1回の3月定例議会が終わりました。2月28日から20日間、長かったですね。議員15年目の最後の定例議会。向き合い方を少し変えました。

 

 今までは賛成の立場で討論をして指摘するというやり方をしていましたが、それでは何も変わらないので、ダメなところははっきり指摘し、反対とすることにしました。初心に帰り、ダメなものはダメとはっきり打ち出すことに。

 それで今回は3つの反対討論をすることにしました。

  1. 粕屋町鶴寿条例を廃止する条例について
  2. 令和元年度 粕屋町一般会計補正予算について
  3. 令和2年度 粕屋町一般会計予算について
 まず最初に「粕屋町鶴寿条例を廃止する条例」について。
 この議案は厚生常任委員会では賛成多数で可決でしたが、本議会では逆転の結果となりました。賛成6、反対9で否決です。反対討論者3人、賛成討論者1人でした。来週の初めにはインターネット中継でのアップがスマートフォンでも見れますので参考にしていただけると嬉しいです。
 
 ~反対討論趣旨
 私の反対の理由はこの事業を見直すことには賛成ですが、見直した結果での予算案を、廃止の議案を出す議会で審議するすること自体おかしくないですか、というものです。
 条例は町の憲法と言っても過言ではありません。作成するのにどれだけ審議を重ねてきたことか。平成4年にできた条例、その後時代の流れで5回ほど改正があっています。廃止の提案はもう少し慎重にしてもらいたいと考えます。
 鶴寿祝い金事業は百歳になられた方にお祝い金として10万円を花束とともに町長が届けるもので、かすや公報にそのたびに記事として載せています。時代にそぐわなくなったということでしょうが、条例のうまれた背景、現在の状況、今後の方向性を示し、少なくとも昨年の12月議会に提案すべきでした。
 庁内での町の予算編成の十分なる論議がなされていない結果での提案だと感じました。継続を求めて反対討論としました。

 

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2020年

3月

19日

保育所・保育園への新型コロナウィルス対策緊急支援

 3月18日の3月議会最終日に追加提案で令和元年度の補正予算案の提案がありました。
 国庫補助金として600万円(10/10、国の全額補助)
 内容は
  • 保育対策総合支援事業費補助金
  • 保育環境改善等事業費補助金(新型コロナ対策感染症対策)

 というものです。具体的には子ども用マスク、体温計、消毒液、清浄機などの感染防止用備品購入のためのものです。公立3園、私立9園、それぞれに年額50万円の予算配置です。認可外保育園は県の管轄なので福岡県からの支給があるとのことでした。

 

 以上は厚生労働省からの補助金です。幼稚園に関しては文科省からの知らせはまだ何もないとのことでした。全員賛成で可決でした。

 

 

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2020年

3月

15日

休日の花だより

 空の青さが、雪柳と対比してより美しいです。

 14日は一日中家にいました。18日に行われる3月議会の最終日の議案反対討論を練っています。批判して反対することは簡単ですが、その指摘をどう受け止めてもらえるか、苦心のしどころです。ここ数年は賛成して気になる点を指摘という路線で討論してきましたが、今回は少し向き合い方を変えます。

 

 行き詰った時は庭に出ます。春はとっくに来ていますね。

 

 

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2020年

3月

11日

念願のホームページリニューアル

 

 3月10日正午、かねてから準備されていた粕屋町の新しいホームページがお目見えしました。2年越しの提案でした。前のホームページはその時点で8年経ち、不具合が目立っていました。

 

 より早く、より良い情報を町民の皆さんに届けることができないのでは、と提言し続けた結果の成果品?! 

 

 → こちら 

 

 良い出来です。何度もアクセスしたくなる雰囲気を持っています。お役所臭さも感じられません。粕屋町の雰囲気がこれによって大きく変わるものではないけれど、このホームページが行政と町民との距離を縮め、町民同士の連帯が密になればいいなと心から思いました。

 

 良い仕事ができました。うんと活用させてもらいます。そしてより良いものに育てていきましょう!

 

 

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2020年

3月

10日

給食費の対応

 昨晩(9日)、フェイスブックで不安を述べられ、給食センターの対応に不満を綴った方があり、その返事で予算審議の折に尋ねてお応えしますとしていました。

 

 ところが、今朝(10日)粕屋町のホームページを見ると 3月9日付でコロナウィルス対策のページの更新がありました。給食費の対応についてです。 →こちら

 

 FBで不安を述べられた保護者はまだこの内容を知らないのではないかと思います。保護者にはどういう伝え方をしたのでしょうか。それとも、この保護者の件(クレイマー化しているのではと自分を責めておられました)から対応を急いだのでしょうか?

 

 この通知文の中に「充当」という文字がありますが、これは役所用語です。3月分を4月分に充当しますという内容ですが、この言葉は保護者にはどう見えるでしょうか。保護者は休校中の子どものために毎日昼食を用意しています。通常であれば当たり前のことですが、前もって給食費は口座から振り落とされているのです。

 

 つまり二重の支払いです。その上、2月末には給食費値上げの同意文が配布されているとのことです。値上げの予定の金額との食い違いなど保護者感情は複雑です。そのことを把握した上での通知でしょうか。各小中学校の対応はどうなっているのか気になります。

 

 説明しようにも休校中で学校では対応できませんね。一斉メールなど使ってあるのでしょうか?

 

 「充当」とだけポンとホームページ上で投げ渡されても、保護者の不安の解消にはならない。伝え方に細心の注意を払っていただきたいと心から思います。

 

 

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2020年

3月

08日

補正予算、GIGAスクール・エレベーター設置工事費に関して

 3月6日から令和元年度(平成31年度)第7回補正予算審議が始まりました。補正額は4億5,032万円で、歳入・歳出ともに総額は153億3,700万円となっています。

 

 この時期の主な補正予算の動きは本来予定していた事業費の削減が多いのですが、今回は昨年末の国の補正予算を受けて新たに大きな金額が上がりました。その中で最も大きなものは、教育費が6億521万円となっていることです。最も多いものは粕屋中央小学校第1期大規模改造工事費の3億6,423万円ですが、それ以外で学校のICT化促進費のタブレット端末、通信環境整備の予算が大きいのです。

  • GIGAスクール備品購入(小中学校込み)5,445万円
  • 情報通信ネットワーク工事費(  〃  )1億7,066万円
  • 粕屋中学校エレベーター設工事費 6,000万円  

 学校のICT化促進に計2億2,511万円の予算計上されましたが、その件に関してなんの資料も説明もないのです。質問しても納得いく内容ではなく、担当者も工事関係の職員となっているのです。

 

 国の補正予算を受けて、粕屋町教育委員会では現在はこうで(かなり遅れている状況があるようです)、今後どのように進めていく、そのための補助金はいくらで起債はいくら。4月から取り組む町の情報教育に関する計画は、情報化に関する環境整備、情報支援員、教職員研修は、という具体的な内容は一切示されませんでした。

 

 また粕屋中学校のエレベーター設置工事費6,000万円も同じでした。

 

 昨年末12月の補正で設計費があげてありましたので、補正予算案の討論に注意点として、なぜ年度の途中の差し迫った今頃工事費を予算化しなければならないのか、当初予算に検討していれば国の補助を受けられたということで、学校整備に関して障がい者のための施設計画が必要ではないかと指摘していましたが、その点に関して何の進展もなく、ただ数字を挙げるだけ。

 

 久しぶりに”檄”を飛ばしたくなりました。

 

 新型コロナ対策で忙しいのは2月中旬以降で言い訳にはなりません。補正予算を上げる段階で、教育委員会での詳細な検討がされていなかったのでは。議会の指摘も受け流しなのか、ちょっと情けなくなった次第です。

 

 

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2020年

3月

06日

建設常任委員会で町内施設視察

 建設常任委員会で議案審査が終わった後、かねてから計画していた町内の、管轄施設の視察に行きました。

 

 最初は旧焼却場。

 昭和53年建設。現在のクリーンパーク若杉が建設後17年経っているとのことですので、25年間稼働したことになります。

 

 それまでは自宅で処理(埋める、燃やす)が中心で、それこそ、そうできないゴミを給食センター敷地に運んでいたのではないかと思われます。

 

 現在解体のための基礎調査を開始しています。

 

 酒殿駅南土地区画整理事業の現場。

 

 やはり広い。街並みデザインコンセプト8項目の紹介がありました。景観を重視した計画です。計画が浮上して20年。長い道のりです。

 

 粕屋町にはなかった、素敵な空間が生まれそうですが、駅、道路が難問のようです。

 なのみの里です。

 昨年9月に突然閉所することになりましたので、このブログにも驚きの記事を書きました。

 

 昨年末訪れて以来2度目です。入口に地元産キャベツや大根が山済み。結構安い金額です。内部はどちらかと言えば県外の農産物、加工品が多かったですね。開所時間が8時まで、ほぼ1年中開所ということですので利便性は高まりました。

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2020年

3月

04日

60回目の一般質問終わる

 3月3日の粕屋町の新型コロナ対策、更新発表。乳幼児健診延期についてです。 →こちら

 

 3月2日に一般質問をトップバッターで行いました。言いたいことの70%できればよいと自分で決めていました。

 

 いつも気負いすぎて、調査したことの全部を内容につぎ込もうとするから、あれもこれもとなり、焦点がぼけることが多いのです。批判することも大切ですが、行政に実行してもらうことが大切。そのためにはどうしたらよいのか、整理しているつもりですが、いつも中途半端に終わる感があります。

 

 今回、最も主張したかったことは粕屋町職員の職場環境の改善。研修費の予算配分についてでした。職員の研修が足りず、いろんなところでの業務の不徹底が目立つのです。1月13日付の西日本新聞の記事をきっかけに「コンプライアンス委員会」のあり様を問うたつもりですが、果たしてどこまで皆さんに理解してもらえたか疑問です。

 

 20年近くも職員として従事していながら、仕事を全うできない休職中の女性職員の訴えの根底にあるものは何か。昨年、その女性の訴えにより作り直したという「粕屋町職員のハラスメント防止に関する要綱」が機能していないのと思われます。その結果の新聞記事だと把握しています。

 

 が、そのことを前面に出すには個別の案件が特定されるので、控えつつ述べましたので、皆さんに私の意図が伝わったかどうか・・・・・

 

 またそのコンプライアンス委員会の機能の不十分さを訴えることによって、男女共同参画推進条例の推進体制の行政評価について述べ、「相談窓口」の設置の必要性を述べたつもりですが、これも不十分でしたね。

 

 もっとも今回は私にとってはあくまでもきっかけづくり。男女共同参画推進に関しての行政の向き合い方の不十分さを粕屋町全体で共通認識することで次への一歩を喚起する、そのための質問と位置付けていました。

 

 私自身に学びが足りず、確固たる姿勢で向き合えなかったこの事業の推進に関して心から悔いています。訴えた女性職員、ほかたくさんの、表に出せずひそかに悩んであるかもしれない多くの方へ、4期目の任期残すこの1年内に、平成年27年度にできた「男女共同参画推進条例」を十分に機能する条例になるよう改正することで報いようと、心に決めています。

 

 

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2020年

3月

03日

新型コロナ対策

 粕屋町教育委員会は預かり先のない3年生までの児童を条件付きですが、8時30分より15時まで受け入れることを発表しました。→こちら

 

 毎日新聞の記事より抜粋しました。

症状軽い人からも感染拡大 10~30代に「人が集まる場所避けて」 新型コロナ専門家会議」

新型コロナウイルスによる感染症対策の政府専門家会議(座長=脇田隆字国立感染症研究所長)は2日、これまで感染が確認された症例を分析した結果、患者の8割が症状の程度に関係なく他の人に感染させていないことを明らかにした。同時に、屋内の閉鎖空間などで1人から複数に感染させていく患者のクラスター(集団)を形成する可能性を指摘。感染者が増加する北海道の状況を踏まえ、若年層らを念頭に「症状が軽い人も、気づかないうちに感染拡大に重要な役割を果たしていると考えられる」との新たな見解を示した。

 見解は、これまで厚生労働省が分析した内容を踏まえ、会議で結果をまとめた。厚労省によると、2月26日までに確認された国内の110人について分析した結果、75・4%にあたる83人は誰にも感染させておらず、2次感染が確認された27人も半数以上で感染の広がりが1人にとどまっていたという。会議は、人が集まるライブハウスや立食パーティーなど、屋内の閉鎖空間で感染が拡大した事例を指摘。至近距離で一定時間交わることでクラスターが発生する可能性を示唆した。

 さらに、感染が確認された80%が軽症、14%が重症、6%が重篤で、重症化した患者の5割は回復したという。重症化するケースは、微熱やせきなど風邪症状が5~7日続いてから急速に悪化するため、初期症状では重症化するかどうかの区別はつきにくいという。

 また2月28日に「緊急事態宣言」を出した北海道について、同会議のメンバー、押谷仁・東北大教授は「かなりの(数の)クラスターができている蓋然(がいぜん)性が高い。中高年と交わらない若年層でクラスターのつながりが起きている可能性がある」と指摘。2日の記者会見に同席した西浦博・北海道大教授(理論疫学)は、北海道への旅行歴がある国内外の感染者数から25日時点では、道内で940人程度が感染していたとの推計を公表した。会見で「確認数とは開きがあり、軽症で診断されていない人がいることでしか説明がつかない」と指摘した。

 見解では重症化リスクの低い10~30代の軽症者が「感染を広げる可能性がある」として、「人が集まる風通しが悪い場所を避けるだけで、多くの人の重症化を食い止め、命を救える」と訴えた。【金秀蓮、熊谷豪】

 

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