2020年

6月

30日

6月24日の 臨時議会で決まった補正予算の内容

 6月24日の臨時議会の一般会計補正予算で決まった主なものを上げます。新型コロナウイルス感染症対策対応事業です。今回は全部で12事業、中にはわかりやすい事業名がついたものもあります。そのうちの7事業を表にしてみました。

 

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2020年

6月

24日

書面による一般質問の回答

 

 6月22日、町長より一般質問の回答書が手渡されました。粕屋町では、議場での一般質問を6月議会では中止にしましたので、それに代わるものとして、書面による通告、議会を通して執行部からの回答を書面で行うことが可能になりました。全員協議会でみんなで決めたのですが、実行したのは私一人でした。

 

 個人の単なる要望書提出ではなく、一般質問とさせていただくことに意義があると思っています。内容は、きちんと回答していただいた質問事項と、今日24日の臨時議会の補正予算に上げられるものに関しては事前審査ということもあり、詳細は補正予算でということになっているものもありました。

 

 したがって今日の補正予算の中身がとても楽しみです。私の一般質問を通しての提言がどれだけ、また、どのような形で施策となるのか、ちょっとわくわくしています。

 

 町長のお話しでは若い職員からいろんな意見が出されそれを形にしたと、自信たっぷりでした。コロナ危機で大変だけれど、みんなで一丸となってまちづくりにいそしむ、そんな時期でもあります。

 

 

 

2020年

6月

21日

コロナ対策に協力するための一般質問中止について

 今日は夏至の日です。どんな1日になるでしょうか。

 

 粕屋町議会は、6月議会において一般質問を中断することを決めました。特別定額給付金給付事務や印型コロナウイルス対策のために時間を取られれている職員に協力するためにです。この決断に反対する議員もいます。

 

 私は議長の判断を尊重する立場で反対はしませんでした。職員の皆さんが大変なことはよくわかっているからです。かと言って議員の権利である「一般質問」ができない議会を認めていいのか、という問いにどう答えたらよいのでしょう。

 

 誰も経験したことがない災害と受け止めていち早く収束するように職員の皆さんへ協力する、これも議会のあり方一つだと思っています。その上でこちらの主張にも耳を傾けてもらう、職員の仕事もきちんと監視する、それが今の私の考えです。

 

 「一般質問ができないのなら、それに代わる質問のあり方は?」ということで期限を決めずに書面による通告、書面による回答という形式を提案しました。議長も了承してくれ、議会として対応していただけることになりました。

 

 けれども、期限を設けなかったこと、しかもたった一人ということで、町当局の対応に不安がありましたが、6月18日に町長より直接電話がありました。22日の4時に町長室で説明を伺い、回答書を頂けることになりました。ホッとしています。

 

 その内容がこちらの意図としているものかどうかはわかりませんが、きちんと対応していただいたことに感謝しています。議会が、チーム議会として緊急時に町民から付託を受けた責務を果たす、この形も一つのあり方だと思っています。

 

 一般質問が中止になったので、町民の皆さんへの町政報告として久しぶりに「ブロッコリー通信を出すようにしました。今日第2稿の受け取りに印刷会社の方が見えます。3・5・6月の議会の流れをまとめました。

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2020年

6月

15日

コロナ時における避難所対策

 6月11日に梅雨入りしましたね。15日の今朝は少し晴れ間が見えていますが、今年も今月末から来月の初めには大雨が降るのではないかと心配です。新新型コロナウイルス対策もあるので、避難所設置は大変でしょうね。

 

 マスク、消毒液は欠かせないと思いますが、かざせばすぐに体温が測れる機器がほしいですね。また段ボールの間仕切りも欲しい。国の予備費を災害避難対策備品購入に使ってくれたらと思います。

 

 また、小規模の避難場所となるトレーラー車、トイレを装備した専用のトイレ車、簡易ベットなど、震災や水害を経験している私たちだからこそ賛同を得やすい、しかも日本には南海トラフ地震の予測もあることだし、必要ですよね。各県が備蓄して、必要な地域に一時的に貸してくれるシステムがあればとも思います。

 

 6月定例議会では一般質問が中止となりました。それに代わるものとして書面での質問、回答も書面でできることになりましたので、設問5問のうちの1つに「新型コロナウイルスに対応した避難所設置について」を入れました。返事待ちの状況です。どんな回答が来るのか楽しみです。

 

2020年

6月

09日

未婚のひとり親にも寡婦控除

 6月定例議会の議案の中に、税条例の一部改正の議案が含まれていました。内容は個人住民税におけるひとり親に対する所得控除適用及び寡婦(寡夫)控除見直しというものです。全員賛成で可決でした。

 

 私は「しんぐるまざあず・ふぉーらむ・ふくおか」の会員です。何の活動もしていないのですが、年に4回届けられる会報を楽しみにしています。

 

 その会報の昨年12月号に、「自民・公明両党は2020年度与党税制改正大綱を決定した。この中で未婚のひとり親にも寡婦(寡夫)控除と同様、年間所得500万円以下なら所得税35万円、住民税で30万円の所得控除が受けられることが盛り込まれた」

 

という記事がありました。その内容が令和2年度の地方税制改正に活かされて粕屋町の税条例一部改正となったのでした。会報は以下のように続きます。

 

 2009年、3人のシングルマザーが日本弁護士会へ人権救済の申し立て。その後2012年の弁護士会調査結果で「法の下の平等」をうたった憲法14条1項違反との結論が出て7年の2019年にやっと見直しの動き。同じひとり親を死別、離別、未婚と法律婚かどうかを中心に、差別してきたことが改善され、ひとり親と子どもが生きやすい社会に一歩近づいたことを喜びたい、と記事は結んでありました。

 

 この会報と前後して私は次の記事も目にして大いに納得したものでした。それは昨年12月19日の毎日新聞の「政治プレミア」の、自民党の代議士稲田朋美氏に関する内容です。

 

 稲田氏は「女性議員飛躍の会」の共同代表で、NPO法人「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」の赤石千衣子理事長の話を聞いて「全く同感なので、応援したい」と。与党の中には反対意見も多かったようですが、この女性議員らの存在が大きく、また内容も、昨今の社会の情勢から理にかなったものとして受け入れられたのだと書いてありました。

 

 2009年からのシングルマザーたちの地道な闘い、2019年暮れ、中央の大物女性政治家の動き、そして本年粕屋町での6月の議案上程。政治の流れの一端を見る思いで、とても興味深く感じました。

 

 適用対象者は全国で7~8万人だそうです。粕屋町にもこの法律改正を喜んでおられる方が何人もいらっしゃるのではないかと、賛成ボタンを議場で押すときに嬉しくなりました。

 

 

 

 

2020年

6月

07日

免疫力を高める

 アロエハニー。アロエのハチミツ漬けをお湯で割って飲んでいます。ちょうど1ヵ月前にハチミツに漬け込み、少しでも免疫力を高められるならと、昨日から飲み始めました。

 

 これからコロナと付き合っていくためにはどうすればよいか、もちろん、マスク、手洗い、うがいは励行しますが、このウイルスとの闘いは長丁場。ワクチン開発まで油断なりません。

 

 北九州市は濃厚接触者全員にPCR検査を実施しています。他の自治体でも同じようにしたら、どれだけ多くの患者がいることでしょう。私自身もいつ感染するかもしれないという危険をはらんでの日常となります。

 

 覚悟を決めて、「新しい生活様式」で毎日を丁寧に暮らす、徹底しよう!

 

 アロエハニーは、家のアロエでできる自己防衛策。口当たりがよく飲みやすいですよ。アロエヨーグルトを思い出しました。 

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2020年

6月

06日

存在理由

 議会、議員の存在理由とは?

 

 自問自答している。6月議会が昨日、5日に終了。短い会期だった。通常の半分、議場採決も2回に分けて、だった。異例のことばかり。特に一般質問中止は多くの波紋を呼んでいる。

 

 私自身の議会活動にとって一般質問は大きなウエイトを占めるが、チーム議会としての動きも大事だと思っている。今回のような事態ではチームとして動くことが大切だと思う。

 

 粕屋町議会でそれができたのか、あるいは今後できるのか、それは町民の皆さんが判断してくれるだろう。議会構成員全体の力量が問われている。

 

 コロナ過はこれからが本番のような気がする。子どもから高齢者まで、多くの課題が生じてくるだろう。その課題にどれだけ本気でぶつかり、解決の道を探れるのか、私自身の力量も試される。

 

 さだまさしが「存在理由」というCDを発表したと新聞記事にあった。買ってみようと思う。

 

 町民の皆さんにとって存在理由のある、また粕屋町政にとって存在理由が確固たるものになるように挑戦したい!

 

 

2020年

6月

03日

粕屋町小規模事業者支援のあり方②

 5月29日のこのブログに「粕屋町小規模事業者の支援のあり方」という題で記事を書き、近隣町の支援のあり方を比較して一覧表にしました。近隣自治体7町の中で、県の要請を受けて休業、あるいは自粛要請をしている事業者への支援策で家賃補助は粕屋町だけです

 

 他の町はすべて令和2年度の3~6月の売上が昨年同月比で30%以上減少している小規模事業者に1件当たり10万円の給付をするようにしています。その違いは何なのかということが気になっています。

 

 6月1日の建設常任委員会の報告で地域振興課の報告によると今現在、およそ61件の事業者へ、金額にして610万円の給付が完了ということでした。

 

 支援費の内訳は、500事業者×上限20万円で、1億円となっています。その執行率6.1%。残金は9000万円以上あることになります。

 

 対象事業者の絞りこみが甘かったのではないかと残念でなりません。それだけなら単なる予測が間違っていたということで済むかもしれませんが、今回は毎日の売上が極端に少なくなり、運営費が足りないと悲鳴を上げ、戸惑い、立ち尽くしておられる方が多くいらっしゃるようなのです。

 

 町からの支援は限られた方(現時点で該当者61事業者)だけなので、それ以外の中小規模の事業者にも何らかの支援が必要です。粕屋町商工会加入者は780人。事業所は粕屋町全体で1300ほどあると商工会から伺っています。

 

  国は50%以上減収した事業者に持続可能な給付金を支援するとしています。県は30%~50%以上減収のあった方への支援をしていますが、県と重複してもいいので、粕屋郡内の他の町のように支援策の条件を改め、30%以上減収の事業者すべてに給付するというやり方の方が現実に沿った支援策だと思います。

 

 それかいっそのこと、すべての事業者に5~10万円給付というのはどうでしょうか。県内でもいくつもの自治体がそういう支援策を展開しています。(芦屋町、春日市、八女市など)

 

 とにかく事業者の皆さんにこの時を乗り切ろうという前向きな気持ちになってもらえる支援策を考えなければなりません。私だけでなく建設常任委員会の委員全てがそういう気持ちなので、建設常任委員会としての要望書を執行部に提出しようと現在模索中です。

 

 

2020年

6月

01日

相互書面による一般質問

 今日、6月1日から5日まで6月定例議会が開かれます。期日も早まり、一般質問もありません。補正予算に関しては明日の2日に予算特別委員会で審査、即議場で採決という段取りです。何事も異例なことばかり。

 

 先の5月15日の全員協議会で粕屋町6月定例議会では一般質問は中止とすることになりました。それに代わるものとして書面での執行部とのやり取りが可能となりましたので、下の通告書を、議長を通して執行部に提出しました。

 

 通常であれば執行部とのやり取りは質疑、提言も含めて本会議場で60分保障され、それが公けの発言となって残ります。が、今回はすべてが書面なので質問の仕方、提案の仕方にかなり苦労しました。

 

 通告書には項目と質問相手、内容に関しては添付書類で、としました。

 

 5月24日から26日までほぼ没頭。幸い時間だけはたっぷりありましたので何とか形になりました。政治には柔軟性が必要だと思っています。できないことが生じたら、できないことを嘆くのではなく、どうしたら可能になるか。

 

 私にとって一般質問は議員生活すべてを賭けたものです。それができないことは心底辛い。新型コロナ対策の件では町執行部だけでなく議会、議員も試されます。

 

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